四国愛媛県にある日本一の絶景駅とは⁉
夕暮れに染まる下灘駅で愛の告白を!

皆さま、お疲れ様です。つづましく生きる男、なかよしと申します。
いつも、なかよしブログをご覧いただきまして本当にありがとうございます。

当ブログに初めてお越しいただいた方々どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
緊急事態宣言の延長&世の中の変化への対応を迫られたりと
曇りがちな気分になってしまいますよね。

今回の投稿でご紹介させていただきます場所は
そんな憂鬱な気分を晴れやかにさせてくれる
JR四国の予讃線(よさせん)にある【下灘駅(しもなだえき)】です。

映画作品やドラマの舞台にもなったほど見所ある場所です!
それでは、この駅の歴史や魅力を深掘りして見ていきましょう!!

※この記事の動画版はYouTubeでご覧いただけます。
よろしければ、ご視聴&チャンネル登録もよろしくお願い致します!

◎下灘駅(しもなだえき)

四国の北西、愛媛県伊予市を通るJR四国の予讃線(よさせん)
に存在する1ホーム・1車線の無人駅です。

駅を降りホームに立つと伊予灘の大パノラマを眺めることができます。
風景写真の穴場として知られ、その絶景を求め鉄道ファンのみならず
全国から多くの観光客が訪れています。

◎歴史

西暦1935年(昭和10年)6月9日に開業します。
西暦1981年(昭和56年)に海面を埋め立て国道378号線が開通するまでは
ホームの下にまで波しぶきが打ち寄せる程線路と海岸が接近していた
「日本一海に近い駅」でした。
西暦1986年(昭和61年)3月3日には駅員無配置駅(無人駅)となります。

◎駅の利用状況

1日平均の乗降人員は78人で(2019年度)1日の停車本数は
9本とごく僅かでまさにローカル駅の極みとも言えましょう。

その一方で、休日に駅を訪れる観光客の人数が
電車の利用客人数の数倍に膨れ上がります。

観光客のあまりの多さで、日によってはこの駅の収容人数を
超えることもあったと言われています!

◎下灘駅(しもなだえき)の魅力

①絵葉書のような美しさ

下灘駅のホームに立つと眼前に海と空が広がっていて
まるで絵葉書の様な世界でした。

ホームから眺める開放感のある風景はその時々で異なる顔を覗かせ
日中は紺青色、夕暮時は茜色に彩られます。

写真を撮っても良いでしょう。ぼんやりと風景を眺めても良いでしょう。
駅の待合室でゆったりするのも良いでしょう。
日常とはかけ離れた世界を存分に味わいましょう。

②数多くの作品の舞台となった

そのロケーションの素晴らしさから、数々のアニメ
ドラマ、映画のシーンでも使われてきました。

代表作としては
アニメ:『猫物語(黒)』、『境界の彼方』、『千と千尋の神隠し』
ドラマ:『HERO』 映画:『男はつらいよ』etc…

また、青春18きっぷのポスターにも、この駅が複数回モデルとして採用されてきました。
たくさんの方が、一度はこの駅の場面を目にしたことがあると思います。

③今も残る地域本来の魅力

下灘駅(しもなだえき)周辺には豪華なホテルや快適なレジャー施設はありません。
駅の周辺に住宅が何件か点在していますが、商店と呼べる建物すら
1km先の集落まで行かないとありません。

「地味」、「味気ない」、「物足りない」などの感想を
人によっては抱くこともあるでしょう。
ですが、そのシンプル過ぎる風景がこの場所の魅力であると言えます。

観光地として下手に開発がされていないので、昔から続く地域の姿が
86年も脈々と受け継がれ、生活の一部として残っています。

そのノスタルジックで、ありのままで、素朴な風景が
多くの人を引き寄せるているのです。

また、開業当初からの木造駅舎は建て壊されず改装されながらも残っており
駅舎内部にある待合所、今は使われていない改札口など
昭和のレトロな雰囲気が上手く活かされています。

④地元有志の方々が続ける努力

下灘駅(しもなだえき)は86年間も駅として機能し、その魅力を維持出来ているのは
地元有志の支えによるところが大きいです。

・ホーム下に四季折々の花を植え、シンプルな 情景に粋なアクセントを加えています。


・駅舎の待合室には40冊近くの「駅ノート」があり
訪れた人々の「旅の記録」が記されていました。
これは老人会の方が大事に管理してくれています。

◎恋人の聖地に!?

下灘駅には「らぶらぶベンチ」と呼ばれる
座面が中心に向かい傾斜しているイスが設置されました。

このイスに2人で座ると自然と中央でくっついてしまう構造で
二人の距離が縮まり、愛が深まると話題になりました。

JR四国が設置した「らぶらぶベンチ」は、下灘駅で4カ所目となり
絶好のロケーションを眺めるこの駅で、カップルの愛を深められる機会が増えそうです!

◎下灘駅(しもなだえき)を通しての感想

①シンプルに生きる

今回、ご紹介させて頂きました下灘駅(しもなだえき)は
余計な物が一切ない「シンプル」で美しい世界でした。

わたくしたちが普段生活しているモノ、コトに溢れた
複雑過ぎる世の中とは真逆の世界です。

この場所に多くの方が訪れ、魅入られる理由は心のどこかで
「シンプル」な世界を望んでいるからなのではないか?と思いました。

「断捨離」、「ミニマリズム」の言葉が脚光を浴び
その理念が世に浸透し久しいですね。
その言葉が目指すものの一つは「シンプルに生きる」と言うことだと思います。

②しがらみだらけの世の中で

社会は複雑過ぎてしがらみに捉われています。地域、親戚、学校、職場、etc…
数えればキリがありません。

少しキツい表現ですが、「生きている」と言うより
複雑な社会で「生きることを強いられている」のかもしれません。

そんな大変な毎日を過ごしてきた方々が。そんな大変な毎日が当前になった社会を
なんとか修正しようとした試みの一つが「断捨離」であり
「ミニマリズム」なのだと思います。

③自分の身に置き換えてみると…

自身を省みると、余計な存在や事象に捉われる毎日を過ごしていて
その大きな二つが、「職場での評価」と「恋人に喜ばれたい」ことでした。

上司に認められるためいくら努力しても、恋人にいくら愛情を注いでも
なかなか期待通りにいかず、空回りが多かったです。

それを機に、あらゆるものを見直しました。
その結果見出したものが「シンプル」でした。

あれも、これも、精一杯頑張るだけの思考から脱し、複雑に考え過ぎず
余計な存在・事象を削ぎ落とすようにひたすらシンプルさを追い求めていきました。

④本当に大切な存在

複雑ではなく、単純に。シンプルさを追い求め心の風通しを良くしていく過程で
自分にとって【本当に大切な存在】は何なのか?ハッキリと見えてきました。

それは、上司でも、恋人でもありません。
苦しい時でも、側に寄り添ってくれた家族と友人たちでした。

相手に合わせるために、愚痴の言い合いに参加したり、人の顔色を伺ったり
無理に笑顔でいたりする…。

そんな行いや環境が自分自身を苦しめている原因なんだと気付けました。
そこから、少しずつ距離を置くことで思い煩う時間が減っていき
友人たちから、「表情が柔らかくなった?」と言ってもらえた時は
とても嬉しかったです!

⑤絡んだ糸を解いていく

世の中に存在する、あらゆるモノ、コトは一つ一つが
糸のように複雑に絡み合ってますよね…。

そんな状況だからこそ、シンプルに感じ、考え、行動し
がんじがらめになった糸を解けると良いですよね!

その道をたどる中で、最善の解決策や新たな手段が
見いだせていけるのだと思いました。

◎下灘駅へのアクセスはこちらを参考にして下さい!!

〒799-3311 愛媛県伊予市双海町大久保

〇自動車使用時の時間・距離と高速利用料金の目安(ETC搭載車で最安料金)

・東京から 10時間11分(839km) 八重洲IC→伊予IC ¥21,310

・名古屋から 6時間18分(510km) 丸の内IC→伊予IC ¥12,180

・大阪から  4時間19分(341km)  梅田IC→伊予IC ¥9,590

(※駐車場が少ないのでご注意を)

〇新幹線&公共交通機関を使用時の時間と料金の目安(片道)

・東京から JR新幹線のぞみ(東京駅~岡山駅)→JR予讃線特急(岡山駅~松山駅)→JR予讃線普通(松山駅~下灘駅)7時間23分 ¥25,390(新幹線¥17,670+JR予讃線¥7,720)

・名古屋から JR新幹線のぞみ(名古屋駅~岡山駅)→JR予讃線特急(岡山駅~松山駅)→JR予讃線普通(松山駅~下灘駅)5時間37分 ¥18,270(新幹線¥10,550+JR予讃線¥7,720)

・大阪から  JR新幹線のぞみ(新大阪駅~岡山駅)→JR予讃線特急(岡山駅~松山駅)→JR予讃線普通(松山駅~下灘駅)5時間4分 ¥14,070(新幹線¥6,350+JR予讃線¥7,720)

○飛行機+バス・電車を使用時

・東京から 飛行機直行便(羽田空港~松山空港)→バス松山空港線(南吉田口~JR松山駅前)→JR予讃線普通(松山駅~下灘駅)2時間45分 ¥10,680(飛行機¥9,800+バス¥320+¥JR予讃線¥560)

・名古屋から 飛行機直行便(セントレア空港~松山空港)→バス松山空港線(南吉田口~JR松山駅前)→JR予讃線普通(松山駅~下灘駅)2時間20分  ¥7,880(飛行機¥7,000+バス¥320+¥JR予讃線¥560)

・大阪から 飛行機直行便(セントレア空港~松山空港)→バス松山空港線(南吉田口~JR松山駅前)→JR予讃線普通(松山駅~下灘駅)2時間5分  ¥7,680(飛行機¥6,800+バス¥320+¥JR予讃線¥560)

つづましく生きる男、なかよしの記事はいかがでしたでしょうか?
ややこしい世の中、生きていくだけでも大変ですよね…。

たまには深いため息をついてしまう時もあるでしょう。
そんな時は、下灘駅(しもなだえき)を訪れシンプルで開放的な空間で
羽を伸ばしてみませんか?

そうすれば、今抱えている課題の解決策が見えてくるのかもしれません!
この投稿が、少しでも皆さまのお役に立ちましたら幸いです。

深呼吸をし、気持ちを整えたなら、今この瞬間から頑張りましょう!
それでは、また次回のブログでお会いしましょう。
最後までご覧頂き、誠にありがとうございます!

↓こちらのリンクからは、「幸せを運ぶ駅」の名を持つ
小和田駅の記事がお読み頂けます。
なぜ幸せを運ぶ駅と呼ばれるのか?少しでも気になった方は、ぜひご覧下さい!
結婚の聖地!二人の愛が結ばれる秘境!「小和田駅」

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。