京都の恋愛成就パワースポット
行くなら絶対ここ!
恋の運が向上する【上賀茂神社】

雷鳴は轟くか!?
勝利と浄化のパワースポット!!
上賀茂神社!!

上賀茂神社の境内を進む神主

なかよしブログをご覧のみなさま
お疲れ様です。
今回の投稿は、前回ご紹介させて頂きました
「下鴨神社」に引き続き
第二部として、京都のおススメパワースポット
【上賀茂神社(かみがもじんじゃ)】をお送りします。

必勝祈願と、浄化のご利益をもたらしてくれる
この神社の魅力をお伝えいたします!

◎【上賀茂神社(かみがもじんじゃ】

京都市の北区にご鎮座され
京都民の方々からは「かみがもさん」と
呼ばれ親しまれていますが正式名称は
「加茂別雷神社(かもわけいかぢつじんじゃ)」です。

下鴨神社の姉妹神社で共に
古代の豪族「賀茂氏」の氏神を祭っていて
どちらも京都で最も古い神社です。

正式なご参拝方法としては
「下鴨神社」→「上賀茂神社」で
この順に行うと、より強いご利益を享受できます。

◎ご祭神

お正月の上賀茂神社の境内

お祭りされている神様は
【加茂別雷大神(かもわけいかづちおおかみ)】です。
下鴨神社のご祭神、玉依姫(たまいひめ)の子で
約2600年前の神話の時代にお生まれになりました。

別雷神(わけいかづちのかみ)と書きますが
厳密には雷の神様である【雷神(らいじん)】
とは異なり、雷を別ける
「雷除け」の神様として
人々から信仰されていました。

古代の人々にとって災害を代表の一つが
「落雷」で、それを除けることから
厄除けなどのご利益があると信じられてきた。

そして、【雷すらも操る強大な力を持つ神】
から【勝利の神】として
武運長久・必勝を祈願する
歴代の武将や天下人が好んで参拝する神社でした。

現代では、学業、就職、起業をはじめとする
勝負事のご利益を求めて多くの方がご参拝されます。

◎ご創建

上賀茂神社の境内を撮影する参拝客

建物自体は西暦678年
天武天皇7年の時代に創建されました。
ただ、社伝によるとそれより
ずっと昔から信仰の場であったと伝えられています。

今から約2600年前に
ご祭神・加茂別雷大神(かもわけいかづちおおかみ)が
社殿の北西2㎞に位置する
標高221mの小高い山、神山(こうやま)に
降臨したのが始まりと言われています。

その当時は、山を神域として
お祭りしていましたが
山里である現在の場所に
神をお迎えし祭祀(さいし)の場所を設けました。

また、近年行われた調査で神山や神社周辺に
縄文時代後期の土器が発掘され
古代の人々の生活拠点であったことが分かっています。

◎ご利益

上賀茂神社を代表するご利益は
「勝利」と「浄化」ですが
「絆」や「夫婦愛」のご利益にも焦点を当てていきます。

〇勝利のご利益

日本は国である以上、避けて通れない
「戦争」を何度も経験してきましたが
その戦の歴史は、外国との争い以上に
国内での勢力争いに多くの時間が占められています。
「勝負」と共に続いてきた日本と
この社の関係について見ていきましょう。

①雷

上賀茂神社の御朱印と青い御朱印帳

上賀茂神社は、戦乱に生きる多くの武将
天下人が「長く平和な時代が続くように」
と祈りを捧げた場所でした。

数ある自然現象の中でも
雷はその閃光と雷鳴で畏敬(いけい)の対象とされ
落雷時の電圧は最大10億ボルトにも上り
容易に木の幹を割き、建物に火災を発生させます。

また、このエネルギーを使えば
一瞬で電球90億個を全て光らせる事が出来て
現代のわたしたちですら
落雷の光や音に驚くことは多々あります。

当時の人々が【雷すら思いのまま操る神】の力を授かり
「勝負事に決着を付けたい」と願ったのも納得できます。

②二葉葵(ふたばあおい)

上賀茂神社のシンボルであり
境内にも自生している植物の
「二葉葵(ふたばあおい)」ですが
戦国武将からも人気が高く家紋に使われました。

その理由は、「二葉葵」は田畑に
生えている雑草で生命力が強い特徴を持ち
葉が「矢じり」の形をしていることから
ゲンを担ぎ「勝ち草」と
呼ばれていたことも理由となっています。

天下泰平(てんかたいへい)の江戸時代を
築いた徳川家では、必勝の力にあやかるべく
「三葉葵(みつばあおい)」を家紋にし
上賀茂神社から歴代の徳川将軍に
「二葉葵(ふたばあおい)」を
贈る儀式が催されていました。

また、三葉と二葉は奇数と偶数で
占いの世界では
「奇数」は能動・積極・活動・外向的。
「偶数」は受容・受動・安定・内向的とされます。
武家の持つ積極的な面と
神道の受容的な面とを掛け合わせ

より強い力をもって日本を治めようと
していたのでしょう。
この歴史的な経緯から
今でも勝負事に臨む人たちから頼られる神社となっています。

◎浄化のご利益

水は浄化作用が強く、生命の源でもあります。
人間の体内にも、地球上にも
水が約70%の割合で占めています。

また、スピリチュアルの観点からも
水はとても重要で、淀みなく水が循環すれば
「浄化、癒し、再生」の力を持つと言われます。
そんな、水にまつわるご利益について
見ていきましょう。

①ならの川

パワースポット上賀茂神社の小川

上賀茂神社には「ならの川」と
呼ばれる清流が存在しています。
この川は、「御手洗川(みたらいがわ)」と
「御物忌川(おものいがわ)」と言う
二つの川が社殿を挟む形で
合流し形成されています。

ここでは、平安時代の神官や公家が
人形(ひとがた)の紙を川に流し
罪・けがれをはらい清めた
「夏越祓式(なごしはらえしき)」と
呼ばれた儀式を行いました。

この儀式は、平安時代の歌人
藤原家隆(ふじわらのいえたか)が百人一首で
詠んだ歌にも登場します。

「風そよぐ ならの小川の夕暮れは
みそぎぞ夏のしるしなりける」と言う歌です。
夏の夕暮れに川辺を歩き
涼しげに吹く風に身を清める…。
そんな、中世の人々と同じ情景を
私たちも味わえます。

②手水舎(ちょうずや)

パワースポット上賀茂神社の手水舎

上賀茂神社の手水舎(ちょうずや)の水は
ご祭神である賀茂別雷大神が降臨した
神山(こうやま)の湧き水を汲みあげたもので

風水、占いに精通する方から
特にお勧めされるスポットです。
「雷をも凌ぐ神」の源となるご神水で手を清め
邪気に打ち勝つ浄化パワーを身に付けられるでしょう。

③岩上(がんじょう)

上賀茂神社の最強パワースポット岩上

楼門(本殿正面前)の向かい側に
注連縄(しめなわ)を張り結界で守られている
強力な場所が存在しています。

事前に調べていないと見過ごしてしまうくらい
控えめなスポットですが
この場所からは、「気」の発生源として
上賀茂神社の自然のパワーを
最も強く感じられると言います。

祭事の時に【返し祝詞(かえしのりと)】
という儀式が執り行われます。
この「岩上」の岩の上で宮司が
神の意志を賜(たまわ)り

それを小声で
勅使「ちょくし(天皇陛下からの使者)」
の返事を伝えます。
上賀茂神社を訪れた時には
岩上を必ず訪ねてみましょう!
神様のご意志に触れられるかも知れませんね!

◎絆、夫婦愛のご利益

この社会のベースとなるものが「家族」で
夫、妻、子の三者が、絆によって
強く結ばれ「家族」が完成し、その絆が強いほど
幸せな家庭が増えるほど
良い社会が広がっていきます。
社会を作る上でベースとなる絆や
夫婦愛にまつわるパワースポットを見ていきましょう。

①願い石と賀茂山口神社

上賀茂神社の縁結びパワースポット願い石

「ならの川」の側に「渉渓園(しょうけいえん)」
と呼ばれる庭園が整備され
そこに「願い石」と
末社の「賀茂山口神社」がご鎮座されています。

この庭園はその昔
龍の住む聖地であったと伝えられ
「願い石」はそこから出土したものです。
二つの異なる石が合体した形をしていることから
陰と陽が合わさった「陰陽石」の名前が付きました。

緑茂る上賀茂神社の庭園

例えですが、「陰」と「陽」と言う
相反する力すら一つに繋げた「願い石」には
他人同士だった人を繋ぎ
恋人→夫婦→家族に発展させるご利益があるのです。

素敵なみなさんに相応しい
素晴らしいパートナーとのご縁をお望みでしたら
目を閉じ、静かに石に両手を添え
思い思いの願いを込めましょう。

その後、近くにご鎮座されている
末社「賀茂山口神社」にお祈りすれば
心願成就にまた一歩近づけられるでしょう。

②睦(むつみ)の木

上賀茂神社のご神木

「渉渓園(しょうけいえん)」敷地内に
ひと際大きなご神木が生えていますが
樹齢300年以上のスダジイの木です。

この木は「睦(むつみ)の木」と呼ばれ
大地に根差し太い幹が
天に昇り迫力ある姿を見せてくれます。

一つの根から樹が何本も伸びている事から
仲睦まじい夫婦愛や家族の絆を
表現していると言います。

大樹に触れ家族のことを思うだけでも
「孝行」をしているのと同じなんだと思いました。

◎その他の数々の見所

見所満載の上賀茂神社ですが、自分の私見ですがいくつかご紹介させて頂きます

①立砂(たてすな)

上賀茂神社境内の立砂

二の鳥居をくぐると、上賀茂神社の象徴
とも言える小さな社殿と
三角型に盛られた砂山が見えてきます。

ご祭神の
加茂別雷大神(かもわけいかづちおおかみ)が
お生まれになった神山から
現在の社殿に移った際
神様の降りて来られる依代(よりしろ)として
山を模して作られたのがこの立砂(たてすな)です。

この立砂ですが、鬼門(きもん)や
裏鬼門(うらきもん)に砂をまき
厄除けを行う習慣の起源にもなりました。

社務所には「清めの砂」として
一包分500円で販売され
上賀茂神社の浄化の力を
持ち帰ることもできます。

自宅や事務所、車等にまくと
効果が期待できると言います!!

②神馬(しんめ)の参道

上賀茂神社の一の鳥居

上賀茂神社の参道は、深い木々に覆われた
下鴨神社の参道【糺の森(ただすのもり)】
とは異なり、広々と開放的な景色が印象的です。

晴天の日に訪れると、空が遮ることなく
続いていくようにも思えます。

上賀茂神社の神馬

また、この参道は一の鳥居から
二の鳥居まで続きますが
途中に神馬(しんめ)の小屋が置かれています。

上賀茂神社は「乗馬発祥の地」とされ
馬と縁が深い神社であり
祭事では立派な白馬が参拝客の前に登場します。

③紀元祭(きげんさい)の演武と蹴鞠(けまり)

上賀茂神社で演武を披露する子供たち

建国記念日の2月11日、正式には
【紀元祭(きげんさい)】と呼ばれる
日本国初代天皇・神武天皇が即位された日に
立砂の広場で空手の演武が奉納(ほうのう)されます。

上賀茂神社で蹴鞠を披露する神主たち

また、華やかな衣装を着た神官達が
蹴鞠(けまり)を参拝者の前で披露します。
道着姿の可愛くも凛々しい
子供たちの空手演武、平安時代から続く蹴鞠
どちらも見応えがあります。

④強運守り

上賀茂神社の強運守り表面

上賀茂神社の社務所で販売されている
お守りの中でも、強烈なインパクトが
ある物が「強運守り」です。

上賀茂神社の強運守り裏面

黒地の布に黄色の文字で
「加茂別雷大神守護」、「強運守」の
字と雷の刺繡(ししゅう)がされています。

その力強いデザインからも
あらゆる邪気を払い勝利に導く
パワーが溢れているように感じます。

自分自身も財布にこのお守りを入れ
大切に持ち歩いています。
そのお陰か?数々の修羅場(しゅらば)を
経験してきましたが…
今現在もしぶとく生きています。

◎上賀茂神社の感想

上賀茂神社の静かな境内

下鴨、上賀茂両神社の投稿を
二部構成でお送りした記事は
いかがでしたでしょうか?

「神話は作り話」で、時の権力者が
社会を統治しやすいようにあつらえた物語だ。

上賀茂神社の干支みくじ

そう言った言葉もよく聞きます。
その意見も否定はしないけど
自分たちのご先祖様が、何かを伝えたくて
残したものが「神話」となり
多くは自然にまつわる畏敬(いけい)や
感謝の気持ちが題材となっています。

そこから、学び、糧としていける
事柄がたくさんあるはずです。
緑深く、清らかな小川が流れるこの社殿は
平安時代から変わらない姿を見せ
太古の人々が心の拠り所とし
大切に守られてきた神域です。

しなやかで、美しさと
揺るぎない強さとを放つ神社は
苛酷な自然と共生し、戦災をも乗り越え
今に至る日本そのものでもあると思いました。

世の中の誰もが日々のストレス
ノイズ、プレッシャーと背中合わせに
生きていることでしょう。

そんな大変な毎日だからこそ
喧騒から離れた静かに流れる時間の中で
「勝利、浄化、絆」のパワーチャージをし
また日常でご活躍して頂けたら幸いです。

◎京都のおススメのパワースポット

この章では京都に存在するおススメのパワースポットを紹介します

〇京都の世界遺産神社

↓下記のURLで、京都に鎮座する「下鴨神社」の記事をお読み出来ます。
【京都最古】古代の森に住まう縁結びの神々

〇京都一かわいいウサギ神社

↓下記URLリンクから、京都一可愛いパワースポット「岡崎神社」の記事をご覧いただけます。【kawaii】神の使いは可愛いウサギたち「岡崎神社」

◎まとめ

本日のブログはいかがでしたでしょうか?
一人一人の人生に、必ず大切な出会いがありますよね。

上賀茂神社の光照らすならの川

その中で、素晴らしい夢や目標を抱きながら
毎日をしっかり生きている。
上賀茂神社のご祭神は
そんな素敵な皆さまをずっと応援しています!

世の中にたくさんあるブログの中から
この記事を選び最後まで読んで頂き
本当にありがとうございました。

皆さまに、神様のご利益がもたらされます様に!

それでは、また次回のなかよしブログでお会いしましょう!!

◎京都上賀茂神社のアクセスはこちらです!

〒603-8047 京都府京都市北区上賀茂本山339 tel:075-781-0011

〇自動車使用時の時間・距離と高速利用料金の目安(ETC搭載車で最安料金)

・東京から  6時間32分(459km) 八重洲IC→鴨川西IC ¥11,940

・名古屋から 2時間16分(134km) 丸の内IC→鴨川西IC ¥5,170

・大阪から  1時間13分(60km)  梅田IC→鴨川西IC   ¥2,410

〇新幹線&公共交通機関を使用時の時間と料金の目安(片道)

・東京から JR新幹線のぞみ(東京駅~京都駅)→京都駅前(市営4バス・四条河原町・上賀茂神社行き)→上賀茂神社前

3時間7分 ¥14,830(新幹線¥14,600+バス¥230)

・名古屋から JR新幹線のぞみ(名古屋駅~京都駅)→京都駅前(市営4バス・四条河原町・上賀茂神社行き)→上賀茂神社前

1時間35分 ¥6,140(新幹線¥5,910+バス¥230)

・大阪から JR東海道・新快速(大阪駅~京都駅)→京都駅前(市営4バス・四条河原町・上賀茂神社行き)→上賀茂神社前

1時間13分 ¥800(電車¥570+バス¥230)

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