結婚したい人は必見!愛知県豊川市にある
恋愛成就パワースポット「砥鹿神社」を解説!
↓こちらのリンクからは「砥鹿神社・里宮」をユーチューブ版でご覧頂けます!ご視聴とチャンネル登録もよろしくお願いします!
皆さま、いつもなかよしブログをご覧頂きまして
誠にありがとうございます。
受験シーズンもそろそろ終える時期ですが
体調などにお変わりないでしょうか。
見事、志望校に合格したら勉強から解放されて
思い切り恋愛を楽しみたくないですか?
今回お届けする記事は神前結婚式も行われる恋愛成就に
ピッタリの「砥鹿神社(とがじんじゃ)」です。
愛知県豊川市に鎮座され豊川というと、豊川稲荷の方が有名ですが
こちらの社も三河地区の初詣で人気の高い神社でもあります。
また、麓に鎮座される「里宮」と
山頂に鎮座される「奥宮」と二か所存在します。
まずは、里宮について一緒に見ていきましょう。
目次
◎砥鹿神社(とがじんじゃ)とは
創建は飛鳥時代に当たる
大宝年間(西暦701年-704年)で
日本国第42第天皇の文武天皇が
この国を治めていた時でした。
天皇の病を鎮めるための使いとして
朝廷から草鹿砥公宣(くさかどのきんのぶ)が
派遣され愛知県の南東、東三河地方に
広がる本宮山の神を迎えました。
そして、麓の森に「里宮」が
山に「奥宮」が建立され
1,300年以上の長い歴史を誇る
東海地方を代表する神社の一つとなりました。
◎ご祭神
次は、砥鹿神社のご祭神である
大己貴命(オオアナムチノミコト)について見ていきます。
別名は「大国主命(オオクニヌシノミコト)」
とも呼ばれ 縁結びの神、国土開拓の神
福徳の神と呼ばれます。
また、「ダイコク様」とも呼ばれ
三河地方のみならず日本全国で慕われています。
この神様ですが、女神からもモテる神として知られる
「須佐之男命(スサノオノミコト)」の
六世の孫でもあります。
その史実もあり、縁結びの強いご利益がもたらされ
良縁を求める人々からも崇敬されているのです。
◎二社で一体の砥鹿神社
この社は平地に鎮座される「里宮」と
標高789メートルの本宮山(ほんぐうさん)の
山頂に鎮座される「奥宮」とが存在し
二社で一つの神社となっています。
参拝の順序は決まっていませんが
同日に訪れるとより強いご利益に恵まれると言います。
また、周辺には古代の祭祀場の遺跡が発見されており
考古学的な観点からも 大変貴重な場所でもあります。
〇里宮
鎮守の杜は楠と欅(けやき)の大樹に囲まれ
荘厳なヒノキ造りの社殿が堂々と佇み
ご神徳や長い歴史はもちろん
四季折々の表情を放ち私たちを魅了させてくれます。
信仰の歴史は1,300年以上にも遡り
古くから朝廷に信頼され
江戸時代に入ると周辺藩主から現代では
私たち一般国民の間にも広く親しまれています。
日本各地の特徴を地方別に記した書物
「但馬続風土記(たじまぞくふどき)」によると
神代において大国主神は国土を開拓し
諸国を巡幸していきました。
その後、現在の愛知県である
東方三河国の本宮山に大己貴命の魂が鎮まり
砥鹿神社建立の礎を築かれたのです。
〇奥宮
神話の時代に本宮山は
大己貴命(オオアナムチノミコト)の魂が鎮まる霊山として
人々から篤信を集めてきました。
また、山自体、山中を横切る巨岩
御神木の大杉などに神さまが降臨する場所
鎮座される場所と考えられていた為
これらが神社の原型とされています。
そして、山から平野に沿う渓流によって
稲作の豊かな水源が民の生活を支え
心の拠り所として、暮らしの基盤としても
美しい本宮山は現在にも生き続けています。
◎ご利益
この社を代表する2つのご利益をご紹介致します。
①縁結び
縁結び神社として名高い、島根県の出雲大社と同じ
大己貴命(オオアナムチノミコト)が祭られています。
自分が参拝した時は平日であったこともあり
長年連れ添ったであろう老夫婦の姿が
多く参拝されていましたが、休日となると
良縁を求める年ごろの恋人たちが多く参拝に来られています。
好きな人と付き合うにしろ、結婚相手と結ばれるにしろ
どの立場であっても恋をする人の目は輝き
その姿から強い美しさを感じられます。
自分の両親も、みなさまのご両親も
彼ら彼女らと同じ様に 縁結びの社に訪れて
祈りを捧げたのでしょう。
②商売繁盛
本殿の左側に「三河えびす社」がご鎮座され
商売繁盛の強力なパワースポットです。
大己貴命(オオアナムチノミコト)の御子神で
智徳の神でもある
事代主命(コトシロヌシノミコト)
体徳の神である建御名方命
(タケミナカタノミコト)を祭っています。
神殿内部には、「願掛けえびすだるま」や
「提灯」が多数奉納され、地元の豊川市近辺の
事業者達の会社名がズラッと書き連なっています。
赤やオレンジ色の明るい色彩が印象的で
商売にかける強い思いが伝わって来ました。
毎年1月10日には「初えびす祭」
毎年11月20日には「えびす大祭」が催され
境内は商売繁盛の熱気に覆われます。
◎神前結婚式
結婚式には教会で行う時もあれば
神社での結婚式もあります。
現在、私たちが知っている神前式が
始まったのは、明治33年(西暦1,900年)に
大正天皇のご成婚を記念し
日比谷大神宮で行った結婚式が始まりとされます。
日本における結婚式の源流を辿ると
室町時代の武家の結婚式にさかのぼります。
室町時代には陰と陽の二つの式で成り立っていて
まず陰の式では花嫁は花婿の家へ行き
そこで合杯の儀式を行いました。
式に参列するのは少人数で、花嫁とその付添人
花婿、式を司る人のみで
花嫁は白無地の着物を着用しました。
陰の式から三日後の陽の式では一転して
色物のあでやかな姿で式に臨み
その後、親族固めの杯を交し式は終わるというものでした。
神主が結婚を伝える祝詞(のりと)を奏上し
三三九度の杯を交わして玉串をささげ
夫婦の契りを結ぶ、神前結婚式も良いものだと思いました。
◎守見殿社
とても小さな祠で、気付かない方も多いようですが
大国主命(オオクニヌシノミコト)
倉稻魂神(ウカノミタマ)
加久神(カクノカミ)の三柱の神が祭られています。
恋愛成就の強力なご利益を授けてくれます
砥鹿神社を訪れた時はこちらもぜひ参拝なさって下さい。
近年身近になったSNSでも話題となり
「好きな人と仲良くなれた」
「良い出会いがなかったけど、砥鹿神社に参拝後
理想の人を紹介された」と
嬉しい体験談を語る方が多く見えます。
◎花手水舎
神社で手を洗い、禊(みそぎ)を済ます場所の
手水舎ですが 砥鹿神社・里宮には
水面に花が浮かびその綺麗な光景に驚かされます。
インスタ映えも間違いなしなので、ぜひ撮影してみましょう!
◎パワーストーン
砥鹿神社の里宮には、多くのパワーストーンが存在しますが
その中で、厳選した三石をご紹介致します。
①さざれ石
日本の国歌・君が代に登場する
あのさざれ石で その佇まいは厳かで
凛とした雰囲気が石から伝わって来ます。
子産石、開運石とも呼ばれ
素晴らしいご利益がもたらされるでしょう。
さざれ石は、パワーストーンとしても
身近な存在で空間の浄化としても
使用される方が多くなっています。
さざれ石は日本全国に存在しますが
砥鹿神社の石はその中でも特に大きく
高さ2.6m、横幅3.4mにも上り
日本一のさざれ石とも呼ばれます。
この石を眺め、手を添え、目を閉じ、祈り、神の活力を頂きましょう。
②神亀石(しんきせき)
名前の通り、亀の甲羅に似た模様がある岩で
長生きの亀にあやかって「健康長寿」のご利益が備わっています。
また、亀は幸運を運んでくる縁起の良い生物でもあり
何事も慌てず、どっしりと構えてもいます。
皆様もぜひ石に触れ健康を土台にした、幸運や
ゆとりある日々と なりますように。
③日の出石
江戸時代後期に奉納された石灯籠の台座に
「富士山の日の出」をかたどった石組みです。
この石には「運気上昇」のご利益を持つので
これから何かを始めたいと言う方にも特におすすめです。
◎樹齢600年の欅(けやき)
砥鹿神社・里宮はパワーストーンが有名ですが
ご神木の欅(けやき)も忘れてはなりません。
境内東側の斜面には、愛知県でも有数のけやきの
巨樹が自生し、樹齢600年以上にも登ります。
道路から拝められる幹の太さに圧倒されます。
欅(けやき)の特徴は、北海道を除く日本全国に分布し
建築材としても極めて有用です。
その為、寺社仏閣、住宅資材、日常生活の器具にまで
幅広く活用されてきました。
また、その大きさ、姿形の美しさから
古来より信仰の拠り所にもなってきました。
更に、けやきの耐用年数は最長で1,000年もあります。
あの有名な京都清水寺の舞台の柱は
78本ものけやきの柱で支えられています。
「けやきがこの国の長い歴史も支えてきた」
と言っても過言ではありません。
◎感想
今回お贈りさせて頂きました、砥鹿神社の里宮について感想を記したいと思います。
①さざれ石について
「君が代」の歌詞にあるように
元は無数の小石であったものが集まり
一つの大岩として堂々と佇んでいる。
時間をかけ、民を結束させ社会を作り
一つの国となった。
長い歴史を繋いできた日本の姿を
現しているのだと感じました。
神社と言うと、ご利益やパワースポットに
目が行きがちですが、日本史や神話に
フォーカスしてみるのも良いと思いました。
②縁について
恋をし結婚するにも、ご縁の力やタイミングが
重要となってきますが、その土台となるものが
地道な積み重ねです。
それは、「出会いを増やす」
「自分の魅力をより高める」と言ったもので
土を耕し、種まきをし、肥料や水を与える
と言った作業に例えられます。
そう言った行いの先に、実りのある幸せが待っていて
自分が望む方向に歩き続けられる人に
縁結びの神がそっと背中を押してくれるのだと思いました。
③境内の静けさと安心感
この社は、愛知県の東三河地区でも特に格式高く
初詣などのシーズン時はとても混雑します。
ですが、自分が参拝した時は閑散期なのでゆっくりとお参りが出来ました。
砂利を踏む心地よい音を響かせながら境内を歩き
清らかで静かな神域の空気を吸う。
それだけで、今生きていることを
感謝せずにはいられない気持ちになってきました。
そう感じているのは現代の人々だけでなく
1,300年前の飛鳥時代の人々も
同じであったのではないでしょうか?
目には見えないけど確かに存在している神。
ご祭神に優しく包まれる安心感を感じる素晴らしい神社でした。
◎姉妹神社の砥鹿神社・奥宮
この神社の姉妹神社をご紹介します。
〇砥鹿神社・奥宮のストーリー
↓下記URLから、「砥鹿神社の奥宮」の記事をお読み出来ます。
【神の山】縁結びの神が住まう山?
◎まとめ
今回の投稿はいかがでしたでしょうか?
街中から外れた地区に鎮座し
とても静かで素敵な場所でした。
七五三で子どもが無事に育つ
大きな喜びを噛みしめる瞬間。
学業、仕事で人生の大きな節目を迎える人。
心のモヤモヤを消し、より良い毎日を送りたい時。
様々な場面で皆さまに
お力を与えて下さることでしょう。
ぜひこの社を訪れてみて下さい!
最後までお読み下さり
誠にありがとうございます!
また次回の記事でお会いしましょう!
◎アクセスはこちらです!
〒441-1231 愛知県豊川市一宮町西垣内2 tel: 0533-93-2001
〇自動車使用時の時間・距離と高速利用料金の目安(ETC搭載車で最安料金)
・東京から 3時間46分(280km) 八重洲IC→豊川IC ¥4,930
・名古屋から 1時間5分(76.9km) 丸の内IC→豊川IC ¥2,480
・大阪から 2時間54分(231km) 梅田IC→豊川IC ¥5,670
〇新幹線&公共交通機関を使用時の時間と料金の目安(片道)
・東京から JR新幹線こだま(東京駅~豊橋駅)→JR飯田線(豊橋駅→三河一宮駅)→徒歩 砥鹿神社・里宮 2時間40分 ¥9,230(新幹線¥8,990+JR飯田線¥240)
・名古屋から 名古屋鉄道・特急(名古屋駅→豊橋駅)→JR飯田線(豊橋駅→三河一宮駅)→徒歩 砥鹿神社・里宮 1時間27分 ¥1,740(名古屋鉄道・特急¥1500+JR飯田線¥240)
・大阪から JR新幹線ひかり(新大阪駅~豊橋駅)→JR飯田線(豊橋駅→三河一宮駅)→徒歩 砥鹿神社・里宮 2時間18分 ¥8,570(新幹線¥8,330+JR飯田線¥240)
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