奈良県にある雲海の最強パワースポット!
神に呼ばれないと辿り着けない【玉置神社】
皆さま、初めまして。
【パワースポットコネクター・なかよし】と申します。
このメディアでは、わたくしが旅先で撮影した
素敵なパワースポットを皆さまにご紹介して参ります。
そして、楽しい旅行ツールとしてはもちろん
パワースポットにまつわる投稿を
ご覧頂いた方の心のリカバリーに繋がれば幸いです。
何かのご縁があり、このサイトに辿り着いた皆様へ
ぜひ少しのお時間だけお付き合い下さい!
記念すべき初投稿でご紹介頂くパワースポットは…
日本最強のパワースポット!とも呼ばれる
奈良県十津川村吉野郡の
“神様に呼ばれないと辿り着けない神社”
【玉置神社】です。
創建は紀元前37年。日本国第10代天皇
崇神天皇の時代とされ
2000年以上の歴史を誇ります。
主な御利益は【悪疫退散】で
2004年中国蘇州市で開かれた
ユネスコの世界遺産会議で
世界遺産にも登録されました。
目次
◎玉置神社の由来
玉置神社がどうして【神様に呼ばれないと辿り着けない神社】
と呼ばれる事になったのか?
途中でナビが壊れ到着出来なかった。
出発当日に急な仕事が入り行けなかった。
出発前日に親戚の訃報が入り行けなかった。
スピリチュアルの面が
目立つ逸話が多く聞かれますが
その理由は大きく分けて二つあると考えます。
理由①交通アクセスが極めて悪かった。
玉置神社は奈良県十津川村の
霊峰玉置山(1,076m)に鎮座されています。
車でしか行けず、国道169号線を通ります。
この国道169号線は別名【酷道】とも呼ばれ
整備状況がシビアで崖崩れによる
通行制限がかかる事も多々あります。
ただでさえ、狭く、ガードレールすらない山道で
急カーブやアップダウンを繰り返します。
運転に慣れている人でも疲労を感じますし
同乗者の方は車酔いが避けられません。
更に、玉置神社は紀伊半島に位置し
野生動物が豊富な山地の大部分は
年間降水量が2,000㎜に達する豪雨地帯です。
アクセスの悪さに加え、豪雨や落雷
濃霧と言った、厳しい自然環境を
乗り越えなければ現地にたどり着けません。
こう言った地理的な困難さもあり
→誰でも簡単に行けない
→その日行けたのは運の良い人だけ
→もしくは、特別に選ばれた人だけ
→それは、神様に呼ばれたから。
と、今では浸透したスピリチュアルの世界とも絡め
語られる様になったのではないでしょうか。
理由②古神道、山岳信仰、仏教とが融合した。
鬱蒼とした原生林の山々に覆われた玉置神社ですが
山自体が御神体であり、古神道や山岳信仰の聖地として崇められていました。
この二つに、外来文化である仏教とが
融合し修験道が完成しました。
修験道の山伏達は霊峰玉置山を
修行場にし玉置神社の神格化が
より深まり今日に至ったと思われます。
これらの歴史経緯も辿り
→日本古来の古神道と山岳信仰に
外来仏教が融合し修験道へと発展
→過酷な修行をする修験道の山伏は
常人にはない力を持つと信じられた
→特別な力を持った彼らの修行場所は
下界の人が安易に近寄れない「神の宿る山」
→そんな神々しい山に鎮座する
神社に辿り着けた人は
神様に選ばれた何かを持った特別な人だから。
と、近年爆発的に普及したSNSとの相乗効果も重なり
話題が広がったのだと考えます。
◎玉置神社の見所
玉置神社の見所はたくさんありますが
その中でもわたくしが厳選させて
頂いた3つをご紹介致します!
見所①大雲海
玉置神社には約30台分の参拝者用駐車場があり
そこへ早朝に訪れると大雲海を一望出来ます。
気象条件に左右されるので、早朝に訪れたからと言って
必ず大雲海を眺められる訳ではありません。
自分自身、幸運な事にその圧倒的な
大雲海を何度も目にし、心を奪われ
大自然を神と崇めてきた、古代の人々の気持ちに
少しだけ寄り添えた気がしました。
(初めて行った時はナビの故障と濃霧で一時的に立ち往生しましたが…)
玉置神社に一度行ったけど
雲海は見られなかった…
そんな方もいらっしゃると思いますが
諦めずにあの大雲海を目に焼き付けて頂きたいです。
見所②樹齢3000年級の大杉群
玉置神社が鎮座される
奈良県十津川村は95%が森に覆われる
森林資源豊かな村で、かつては林業産地として栄えました。
そして、玉置神社の境内には
樹齢3000年級の杉も存在し
学術的価値が高いとされます。
その中でも、強く印象に残る杉をご紹介致します。
・神代杉
樹齢3,000年。高さ20m。幹周り8.3m。
厳しい自然環境をもろともせず
地に根を張る太く逞しい姿で
3,000年もの時代を堂々と生き抜いた
【神】の名を冠するとても立派な大杉です。
この3,000年と言う歴史は日本の紀元を
日本書紀に記す神武天皇即位の年
(西暦紀元前六六〇年)より300年以上昔に遡られます。
・夫婦杉
樹齢不明。高さ25m。幹周り8.5m。
地面から2mの位置で一本幹が二つに分離し
その二つの姿から夫婦杉と呼ばれています。
片方の幹は丸みを帯びて、女性的な可愛らしさを感じます。
夫婦杉には縁結びの御利益があると
口コミが多数寄せられ
「玉置神社のお陰で縁談の話が急に進んだ」と
話されていた老夫婦の方もお見えでした。
参拝者を良縁に繋げるご利益もあり
パートナーを探してる方へ特にお勧めです。
・大杉
樹齢1000年。高さ40m。幹周り8.7m
天に向け只ひたすら真っ直ぐに伸びる大杉。
樹齢3000年の神代杉を凌ぐ高さと幹周りがあり
湿り気のある幹に手を触れると
木の持つ力強い生命力を全身で感じられました。
見所③世界遺産としての玉置神社
霊峰玉置山(1,076m)に鎮座する玉置神社は
大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)と
言う8世紀初めに山伏が開いた修行道の一部に
世界遺産として含まれています。
この修行道は、山岳を拠点とする
「霊場」と「参詣道」を結ぶ険しい道で
その距離は熊野から吉野に到る約42里(約160km)とされます。
この修行道で自身を磨き、新しいものを
生み出したのは山伏だけではありません。
貴族や武人、一般人に至るまで多くの人が
この聖域に魅了され再起を促す為に訪れてきました。
それは1350年経った令和の時代でも変わらず続いているのです。
世界遺産に登録するに値する、素晴らしい日本文化でありましょう。
◎パワースポット玉置神社で感じたこと
この場所に行き、身を置けば自分自身も
どんな嫌な人でも、どんな凄い人でも
所詮は一人の人間。
小さな存在に過ぎないと思える様になりました。
それと同時に、学校や職場で感じている
終わりの見えない悩み・不安は
実際そこまで大きな存在ではないのかも?
と思える様にもなりました。
自分の考える、玉置神社の御利益の一つ
【悪疫退散】とは。
日常で避けられない悪疫(ストレス)は
自らが大きく作り上げた
幻影の一部に過ぎないのでは?
と気付かせてもらえた事でした。
嫌味や陰口を言い
人を困らせる事に喜びを感じる人。
攻撃的な態度で相手に詰め寄り
マウントを取ってくる人。
そんな方々と毎日顔を合わせるのは
誰だって辛いですよね…。
自分自身、自分は弱くて恥ずかしい存在なのかも。
と苦しんだりもしました…。
ですが、悪意を持ち、あなたを苦しめてくる人も
実は何の事はないただの(人)であり
彼らも、心に悩みと不安を抱え生きています。
それを誤魔化す為に、徒党を組み
人に当たり自分は弱くない
自分は大丈夫なんだと言い聞かし
怯えながら生きている…
とても恥ずかしくて弱い存在なのです。
そんなショボい彼らの為に思い悩み
あなたの大切な時間、あなたの大切な人生を
奪われてしまうのはもったいないのです。
人生の無駄は投げ棄てましょう。
つまらない人間に捉われてる暇があるならば
あなたにキッカケや力を与えてくれる
素晴らしい人と会い、大自然や歴史を
全身で感じて下さい。
あなたの人生を輝かせ、パフォーマンスを磨き
より向上させていきましょう。
ストレスやトラブルの大元を完全に打ち消す事は
難しいのかも知れません。
時には、その環境から抜け出す勇気も
必要になるでしょう。
ただ、実態以上にその(人)
(環境)を恐れる必要はないのです。
あなたにはそれが出来る力と、あなたを迎えてくれる
パワースポットが存在しているのだから。
「玉置神社」
自分にとって大自然と悠久の歴史から
大切な気付きを授けられた聖地でした。
これからも、わたくしの記事を通して素敵なあなたと
素敵なパワースポットをコネクトしていきます。
最後まで見て頂きありがとうございます。
みなさまに平和で穏やかな日々が続きます様に。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう。
以上、窓際会社員のなかよしでした。
◎玉置神社へのアクセスはこちらです!!
〒647-1582 奈良県吉野郡十津川村玉置1 tel:0764-64-0500
〇自動車使用時の時間・距離と高速利用料金の目安(ETC搭載車で最安料金)
・東京から 7時間54分(582km) 八重洲IC→紀伊長島IC ¥11,150
・名古屋から 4時間8分(242km) 丸の内IC→紀伊長島IC ¥4,380
・大阪から 2時間58分(143km) 梅田IC→紀伊長島IC ¥6,670
〇世界遺産予約バス(玉置山コース)の運行も実施しています(事前予約必須)
奈良交通株式会社 平谷営業所 電話0746-64-0408
平成27年4月から下記の日程で土・日・祝日の運行となります。
※毎年12月~3月までは運休。
運行時間
〈行〉昴の郷 8:40 → 十津川温泉 8:44 → 玉置神社 9:24
〈帰〉玉置神社 11:10 → 十津川温泉 11:50 → 昴の郷 11:54
料金
片道 810円(定額)
往復 1,620円(定額)
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