生まれてくれてありがとう
愛知県半田市の子供を守る
穴場パワースポット神前神社
パワースポットブログなかよしをお読みの皆さまこんにちは!
本日も東海地方を中心に素敵な場所や、パワースポットの記事をお届けします。
今回ご紹介させて頂きますパワースポットはこの地方では珍しい
「子供を神として祭る神社」の神前神社(かみさきじんじゃ)です。
子供の健やかな成長を後押しするお祭りや
日本の初代天皇陛下である神武天皇との由来がある
神前神社はどう言ったパワースポットで
どんなご利益があるのかを、一緒に見ていきましょう!
目次
◎神前神社(かみさきじんじゃ)とは
愛知県半田市の小高い丘に鎮座され
日本神話とも深い繋がりを持つ社です
社伝によると、神武東征(神武天皇が九州から東に進み日本を創始した)の途中
現在の三重県の伊勢を船で出航し、海を渡りこの地域の住民が
出迎えたことが始まりとなっています。
また、神武天皇が使用した井戸である「神井戸」があり
日本を作り上げた初代天皇のスピリチュアルの力にあやかれると言います。
◎ご利益
次は神前神社のご利益を3つにまとめ見ていきます
①招福開運(しょうふくかいうん)
神武天皇を祭る由来から、招福開運のご利益があり
ご先祖さまや縁がある神々から運を頂けます。
「ここ一番の勝負に弱いかも」、「毎日頑張ってるけど中々成果が出ない」
そう言った方にぜひ参拝して頂きたいです。
皆さまが今までずっと注いできた時間に、ありがたい神の力が加われば
必ずやチャンスを切り開いていけるでしょう!
②子供の成長
愛知県でも稀な、子供の神様を祭る神社であり
七五三シーズンの9月~11月にかけ元気な子供たちが見受けられます。
お子さんの健やかな成長を3歳、5歳、7歳毎に祝い
神に感謝するこの儀式は平安時代に宮中で行われていました。
江戸時代に武家や商人にまで広まり
文明開化の明治時代に一般国民へも浸透していくのです。
③学業成就
神前神社の境内には学問の神様である「菅原道真(すがわらのみちざね)」も祭り
受験シーズンを中心に多くの参拝者で賑わいを見せます。
幼少期から歌や学問での才能を発揮し、大人になってからも
朝廷とも強い繋がりを持ち政治家としても活躍します。
このパワースポットを参拝した人の中から
彼の成し遂げた功績に勝るとも劣らない成果を上げる人物が出るでしょう!
◎入口から本殿まで
それでは、神前神社を一緒に参拝していきましょう!
①正面鳥居
神社は半田運河沿いの丘に建てられ
鳥居のすぐ手前に駐車場が用意されています。
七五三期間中は車で埋め尽くされますが
シーズンを外したこの日は貸し切りに近い状態でした。
②手水舎
鳥居をくぐり左側の通路を進むと手水舎があるので
ここで清めを済ませましょう。
すぐ近くに小さな池と祠(ほこら)があり
本殿へ進む前に、ここでお参りをするのも良いでしょう。
濁って見えるこの池にも、藻や微生物など多くの命で溢れていて
どこか温かさを感じられます。
③階段
清めを終え再び階段を登る途中、背後から風が吹いてきたので
足を止め振り返りました。
その心地よい風は衣浦湾(きぬうらわん)から磯の香りも運んで来て
子供の時に海水浴をしていた記憶が蘇りました。
今年の夏はどんな出来事や出会いが待っているのでしょうか
素晴らしいシーズンになると嬉しいですね!
④拝殿
階段を登り切ると拝殿と広間に到着します。
気温の高い日でしたが、浜風をたっぷり浴びたお陰か?
汗ばんだ体がスッキリしていました。
始めは小さな神社だなと思いましたが
この場所で視線を上げると空の広がりを強く感じました。
清潔感ある綺麗な拝殿には黄金色の絵が飾られ
夏の日差しでとても映えて見えます。
二礼二拍手一礼をし、お願い事をしてみましょう!
このブログを通しても、皆さまの想いが成就すると嬉しいです!
⑤拝殿の奥宮
拝殿で参拝をしてお気づきになったことはありませんか?
実は、この先こそが神前神社の真髄とも呼べる大切なスポットなのです!
拝殿を正面にし右に進むと、奥宮への入口が設けられ
普段は先に進めない時期もありますが、この日は幸運にも開放されていました!
中に進むと、神武天皇が使用した井戸である「神井戸」が見えて来ます。
目を閉じ、両手をかざすと神聖な空気が前身に伝わった感覚を今でも覚えています。
木々に囲まれ鬱蒼(うっそう)とした階段を更に登ったところに本殿が置かれ
薄暗く寂しい印象でしたが、木漏れ日が視界に入った途端ホッできました。
◎ご祭神
先にも記述した神前神社の祭神を見ていきます
○神武天皇
日本国の初代天皇であり、別名は
神日本磐余彦天皇(カンヤマトイワレビコノスメラミコト)と言います。
九州の宮崎から東に遠征を開始し見事に日本国を統一し
奈良県の橿原(かしはら)で即位します。
その道のりは困難を極めましたが、「旅立ち」→「試練」→「成就」と言う
ストーリーから開運や招福のご利益をもたらしてくれます。
神話の世界と、私たちの日常世界とを並べて語るのは
多少なりとも違和感があるかも知れません。
それでも、「生まれてから」、「今現在」、「これから」と
神武東征同じ様な道程を辿って行くのだと思います。
「環境の変化(旅立ち)」
「今いる環境での葛藤(試練)」
「望んだ環境で生き、生涯を閉じる(成就)」と
神武天皇の軌跡は、私たちの人生の道しるべになっていく事でしょう。
◎歴史
神前神社の綴った歴史に焦点を当てましょう
①創建
前述しました通り、神武天皇との深い縁があり建てられた社です。
伊勢から海を渡ってきたところを、この地域の村人が
船に桟橋を架けて出むかえた伝説が起源です。
上陸地点を「天神岬(てんじんみさき)」と呼び
小さな祠(ほこら)を建てお祭りしたことが神前神社の始まりとなっています。
②現在
300年以上続くお祭り「亀崎潮干祭(かめざきしおひまつり)」が
ユネスコの文化遺産に登録されています。
祭神である神武天皇が海からこの地に上陸した伝説にならった
お祭りで毎年5月に開かれます。
祭りの顔である、山車(だし)5輌を潮干の浜へ引き下ろし
参加者の熱気と聴衆の歓声とで大盛り上がりとなるのです。
普段は静かな海辺の町も、この日ばかりは迫力ある場面の連続で
別世界に包まれる亀崎潮干祭を体感してみて下さい!
◎見所
素敵なスポットが多い神前神社の見所を二つにまとめました
①神馬像
拝殿の大広間には立派な神馬像が建てられ
今にも動き出しそうな躍動感で溢れていました。
大昔から馬は神の乗り物として大切にされ、多くの神社が神の降臨に備え
馬の像や生きている馬を境内に収容させてきました。
また、干ばつや雨乞いの時には馬をいけにえとして奉納し
人々を救ったと言う記録が「続日本紀」に残されています。
この国を支えてきた存在である、神や自然と共に
馬に対しても感謝の気持ちを持っていきたいですね。
②神井戸
この社で最高のパワースポットとも呼ばれる「神井戸」では
お子さんの夜泣きや、急に機嫌が悪くなる状態を予防してくれると言います。
この様な子供の状態を、古い言葉では
「疳(かん)の虫がついた・虫気が起こる」と呼ばれています。
神官たちに「虫封じ」の祈祷(きとう)をしてもらい
神武天皇ゆかりの井戸を覗き込む儀式を執り行えます。
お子様の健やかな成長を後押しし
子育てに励むご家族の支えにもなるでしょう!
③神宮遥拝所
境内には伊勢神宮の方角を拝められる展望台が設置されています。
三重県の伊勢市まで行くには少し時間がかかるなと思っても
この場所に来ればお伊参りが行えます。
神話の時代、神武天皇が伊勢からこの海岸に上陸しました
当時と今ではかなり違う風景になったのでしょうが
海と空の美しい風景は、いつの時代も変わらずに続いていくのでしょう!
◎半田市について
このパワースポットは愛知県半田市の知多半島に位置し
三河湾の一番奥、岬状に突き出した地形です。
大昔は神嵜(かみき)と呼ばれ、付近の海域は水産資源が豊富な良港で
江戸時代に入ると運河を活用した海運業と酒造業により町が発展します。
現在ではお酢やポン酢で有名な「ミツカン」の本社が置かれ
ぽん酢・食酢・めんつゆ・鍋つゆのシェアNO1を誇っています。
更に、明治時代に建てられた「赤レンガ」もインスタ映えスポットとして
若い世代を中心に注目を集めています。
こちらは、旧カブトビールの製造工場としてスタートし
明治時代に建てられたレンガ建造物としては日本で5位以内に入る規模でした。
毎月第四日曜日に地元の方を中心に出店する「赤レンガマルシェ」の
イベントが行われ、地域おこしの一翼を担っているのです!
◎知多半島のお勧めパワースポット
この章で知多半島の大人気スポットを紹介します
〇インスタ映えする白亜の灯台
↓下記URLから、知多半島の「野間埼灯台」の記事をお読み出来ます。
【恋人の聖地】絵葉書の様な美しい白亜の灯台とは?
〇天空に鎮座するパワースポット
↓下記のURLで、知多半島に鎮座する「荒熊神社」の記事を掲載してます。
【天空の神社】絶景に建つ荒熊神社に人々は感動を覚えた。
〇シンデレラストーリーの神社
↓下記のリンクで、知多半島にある「尾張多賀神社」の記事をご覧頂けます。
【玉の輿のご利益】この記事を読めば最良のパートナーと結ばれます。
〇恋の泉が湧き出る神社
↓下記のURLリンクで、知多半島に建つ「恋の水神社」の記事を掲載してます。
【縁結びの神】農道に建つ小さな恋の神社です。
◎感想
神前神社での感想をつづらせて頂きます
①風景
神前神社を参拝し素晴らしいと思ったのが
海と山、二つの風景を一度に楽しめる点です。
一の鳥居から拝殿広間にかけ、そして伊勢神宮の方向を拝む展望台から
美しい海の風景を眺められます。
また、拝殿奥から本殿にはモミジのトンネルがかかり
参拝する方々を迎えてくれます。
同じ社でも季節ごとに感じ方や景色の見え方が異なり
その時々で私たちの感性を刺激してくれるでしょう!
②子供について
家族にとって子供は宝の様な存在で、お子さんが穏やかな毎日を送れた分だけ
ご両親や祖父母も笑顔でいられますね。
そこにいるだけで、声を聴いているだけで、生まれてきてくれただけで
私たちを幸せにしてくれるからです。
特別な存在である子供を守り育む神武天皇のお力は
神話の時代から、令和の時代まで続いています。
神前神社で参拝を終え、拝殿広間を背に階段を下りていると
吹き抜けた浜風に乗り子供たちの元気なが聞こえてくる様にも思えました。
今回お届けしました、愛知県半田市のパワースポット
神前神社の記事はいかがでしたか?
長い歴史を持つ日本ですが、その時間を紡いで来られたのも
神武天皇を柱とする神々が子供たちを見守ってくれたからなのでしょう。
今いる子供たちも、よちよち歩きの子供たちも、お腹に宿る子供たちにも
「あなた達は私をこんなに勇気付ける存在です。生まれてくれてありがとう」
そう思いながら接していきたいですね。
本日も最後までお読み頂き、本当にありがとうございます。
また次回のパワースポット記事でお会いしましょう!
◎アクセスはこちらです!
〒470-3322 愛知県半田市亀崎町2丁目92 tel:0569-28-0019
〇自動車使用時の時間・距離と高速利用料金の目安(ETC搭載車で最安料金)
・東京から 4時間36分(336km) 八重洲IC→半田IC ¥8,180
・名古屋から 44分 (36.2km) 丸の内IC→半田IC ¥1,240
・大阪から 2時間49分(189km) 梅田IC→半田IC ¥7,000
〇新幹線&公共交通機関を使用時の時間と料金の目安(片道)
・東京から JR東海・新幹線のぞみ(東京駅~名古屋駅)→JR東海在来線・新快速豊橋行(名古屋駅~大府駅)
→JR東海在来線・各停武豊行(大府駅~亀崎駅)→徒歩 神前神社
2時間27分 ¥11,890(新幹線¥11,300+JR東海在来線¥590)
・名古屋から JR東海在来線・新快速豊橋行(名古屋駅~亀崎駅)→徒歩 神前神社
51分 ¥590(JR東海在来線¥590)
・大阪から JR東海・新幹線のぞみ(新大阪駅~名古屋駅)→JR東海在来線・新快速豊橋行(名古屋駅~大府駅)
→JR東海在来線・各停武豊行(大府駅~亀崎駅)→徒歩 神前神社
1時間45分 ¥7,340(新幹線¥6,750+JR東海在来線¥590)
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