名古屋若宮八幡社は
風鈴の音色が恋愛運を引き寄せる
大人気パワースポットだった
恋愛パワースポットブログなかよしにお越しの皆さま
気温の高い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
本日の記事は、夏を彩る風鈴祭りが開催される縁結び神社
名古屋若宮八幡社をお送りします。
それでは、このパワースポットはどんな場所で
どう言ったご利益があり、どの様な歴史をたどったのかを
一緒に見ていきましょう!
目次
◎名古屋若宮社とは
愛知県名古屋市の都心部、中区栄に鎮座する神社で
名古屋総鎮守と位置づけられています。
また、名古屋を代表する三社のうちの一社で
あとの二社は「熱田神宮」と「愛知県護国神社」です。
名古屋の神社と言えば、草薙の剣が祭られる熱田神宮が思い浮かべますが
こちらの社も意義深い存在となっています。
◎入口から本殿まで
それでは、今回もブログ記事を通しパワースポット巡礼をしましょう!
①風鈴回廊
入口の鳥居は、「北側の矢場町通り」と、「南側の若宮大通り」の
二か所が存在しますが、今回は南側の若宮大通の風鈴回廊から進みましょう。
木の枠で作られた風鈴かけのトンネルを潜った途端に
背後の若宮大通りから「さーっ」と風が駆け抜けました。
ただ吊るされていた、「物」に過ぎなかった風鈴たちが
同時に鳴り始めた出来事が、とても強く印象に残っています。
風が吹いた時間はわずかでしたが、風鈴一つ一つの共鳴に「命」を感じ
その爽やかな風が、神の息吹の様にも思えました。
②手水舎
風鈴たちの歓迎を受け、境内に入るとすぐ手水舎が見えて来て
神職の方が柄杓で水を汲み、記念樹に与えているとろでした。
水受けの中にはカラフルな鞠と季節の花、天井にも風鈴が吊るされ
体感的にも涼しげな場所でインスタ映えにもピッタリのスポットです!
また、足元の金桶には水風船が置かれ参拝者に無料配布されていました。
嬉しそうに水風船の紐を指に通すお子さんの姿がとても可愛らしく
その光景を眺める親御さんの笑顔に心が温まりました。
③本殿へ参拝
手水舎でお清めを済ませ本殿に向かいます
狛犬が目をぎらつかせ、その中央に立派な本殿が佇んでいます。
木材の茶色と、金色の装飾、木々の緑と青空の色合いが良く
ご神域の調和を保っていました。
神社に来て落ち着くのは、建物と自然が上手く溶け込んでいることも
理由の一つに挙げられるのでしょうね!
お賽銭箱に5年玉を投げ入れ、二礼二拍手一礼!
みなさまの願いが成就しますように!
◎ご利益
とっても気になる名古屋若宮社のご利益を見ていきましょう
①縁結び
縁結びがご利益である理由は、祭神のお力と共に 恋占いも出来る
「水みくじ」が関係しています。
社務所で「水みくじ」を購入し、ピンク色の井戸ポンプの水に付けると
10秒ちょっとで運勢が文字として浮き上がって来ます。
みくじによって出された運勢は様々ですが、神様によって導かれた言葉を素直に受け止め
みくじかけに結び 祈りを捧げると良縁に恵まれると言います。
このブログを読んで下さってる方で、「大好きな人がいる」
「凄い気になる人だけど、上手くいくかな?」 そう思われた方は
ぜひ運勢を占ってみると良いですね!
②家内安全
縁結びと並び、御利益として喜ばれる家内安全は
名古屋若宮八幡社でもご家族全員の健康や安全をご祈願できます。
縁結びを見事成就させ、恋人から夫婦として
永遠のパートナーとして進む先に生み出される「家族」。
わたし自身もそうですが、家族は時にケンカをし
意見がぶつかったり、強い言葉を相手に投げかけたり
そう言ったご経験をされませんでしたか?
でもそれは、距離が近いから、お互いを知っているから
信頼しているから、そうなってしまうのだと思います。
本当は、心のどこかであなたのことを心配し
あなたの幸せを誰よりも願っているのです。
普段の生活では、素直に家族に感謝したりするのは何か照れますよね。
だからこそ、神社などのパワースポットで日常とは少し違う神域で
「ありがとう」、「これからも穏やかに過ごせますように」と
両手を合わせて祈りましょう!ご家族の幸せを願う想いが神様に届くでしょう!
③国家安泰(こっかあんたい)
日本の国や、社会が平和である様に願うご利益で、この社の祭神である
八幡神(はちまんしん)と呼ばれる応神天皇が 鎮座されることに由来します。
軍神でもあり武運の象徴として尊敬を集めた神様が
今も私たちを守って下さり、とても心強く感じました!
個人の安泰や幸せと共に、「社会」、「世界」の平和をも 祈っていきましょう。
◎風鈴祭り
7月1日から8月31日まで行われる夏の風物詩で 境内に近付くと
「チリン、チリン」と涼しい音色が 風に乗って伝わってきます。
ここ最近、夏の気温が上がり過ぎて驚かされますが
朝顔や金魚が描かれた風鈴が舞う姿を目にすると
暑さも少し和らいだ気がしてきます。
この風鈴は「むすび風鈴」と呼ばれ、1個1,000円で購入でき
短冊に縁結びなど願い事を書き、飾ってみましょう!
みなさまの大切な思いは、夏の景色に揺られながら 天高く昇っていくのでしょう!
◎ご祭神
名古屋若宮八幡社の三神について解説します
○仁徳天皇(にんとくてんのう)
日本国第16代天皇で西暦300年代後半~西暦400年代前半に在位し
聖帝(ひじりのみかど)の名でも語られます。
こちらの仁徳天皇のエピソードで 真っ先に挙げたいものが「民のかまど」です。
国を治めた仁徳天皇は、毎朝山に登り人々が暮らす街を眺めます。
そして、炊事の煙が立っていないと貧窮(ひんきゅう)の状態を感じ取り
三年間も税を免除していきました。
民思いの行いで、聖なる皇帝として称えられ
若宮八幡社に神として祭られるまでになりました。
世界広しと言えど、ここまで国民想いの元首は存在しないですよね!
○応神天皇(おうじんてんのう)
日本国第15代天皇で西暦300年代中盤から後半にかけ在位し
渡来人と上手く協力し日本を発展させていきました。
そして、中世に入ると軍神の八幡神(はちまんしん)として
武家を中心に崇められます。
現在では日本で一番数の多い、「八幡社(はちまんしゃ)」の 主祭神として
多くの方から親しまれる神となったのです。
○武内宿称(たけうちのすくね)
景行(けいこう)、成務(せいむ)、仲哀(ちゅうあい)
応神(おうじん)、仁徳(にんとく)の5代の各天皇に仕えた家来で
この神を代表する最大の特徴として、360歳と言う長寿を誇る
伝説的な健康を持っている点です。
また、国や民のために働いた功績から、人々から崇められ
戦前の紙幣には頻繁に登場しました。
現代では健康長寿のご利益をもたらす神として
私たちを見守って下さります。
◎歴史
つづいては、この神社の歴史を見ていきます。
始まりは飛鳥(あすか)時代にあたる大宝年間、西暦701年~704年で
現在の名古屋城が立っている場所である
那古野圧今市場(なごのいまいちばちょう)にご創建されました。
戦国時代に入ると今川家→織田家と社を管理する勢力が移り変わりますが
江戸時代初期である慶長15年(西暦1,610年)に徳川家康の指示で
現在の名古屋である尾張地域の城下町を 清洲(きよす)から
名古屋へと移転し名古屋城を築城します。
それに伴い、社は現在の場所に「遷座(せんざ)神や仏を別の場所に移転すること」し
名古屋の総鎮守と定められました。
時が流れ、第二次世界大戦末期の昭和20年(西暦1,945年)に
米軍の空襲を受け本殿の大半が焼失してしまいます…
しかし、戦後復興期に入る昭和24年(西暦1,949年)に復興され
現在の姿でわたしたちの前に存在しています。
◎見所
ここでは、名古屋若山八幡社の見所を別の視点で捉えていきます
①茅(ち)の輪くぐり
境内に茅(ち)という草で編んだ、人一人が通れる輪が作られ
茅を手に持ち左右に振りながら潜ることで心身を清められます。
手順としては、左側の茅の柱を一周し、次に右側の茅の柱を一周します。
そして、茅の輪をまっすぐ進むと厄除けが行えると言います。
それは、ちょうど八の字を描くように進んでいるので
末広がりの八にも繋がりとても縁起が良いですね!
②社紋
名古屋若宮八幡社の社紋は「三つ足橘(みつあしたちばな)」と呼ばれ
ミカンやオレンジなどの「柑橘(かんきつ)類」を用いています。
ミカン科・ミカン属に分類される樹木で唯一つ日本原産の柑橘類となり
奈良・平安時代にはすでに存在し歴史書にも登場します。
また、一年中緑の葉っぱをしている常緑樹であることから
「永遠に繁栄」も連想させ縁起が良い植物として長く親しまれてきました。
社のご利益が「家内安全」、「国家安泰」でもあることから
社紋に込められた想いが伝わって来ました。
◎境内に鎮座されし二社をご紹介します
以下リンクからわたしが書いた別記事がお読み出来ます。
〇夫婦キツネと夫婦木のストーリー
↓こちらのURLから、連理稲荷神社の記事をご覧いただけます。
夫婦キツネが贈る縁結びの物語。
〇名古屋一綺麗な縁結び神社⁉
↓下記URLで、カラフルな帯が好印象な縁結び神社「神御衣神社」の記事をお読み出来ます。
その小さな色彩に誰しも心奪われる。
◎感想
今回のパワースポットを訪れた感想を書かせて頂きます
①風鈴の共鳴
風鈴回廊を通る時に吹いた強い風は一瞬でしたが
その爽やかさと心地良さは真夏とは思えない程でした。
日本に風鈴が伝来したのは奈良時代で中国大陸から仏教と共に伝わり
風鐸(ふうたく)と呼ばれ、ガラス製ではなく青銅で作られていました。
現代の風鈴の様に軽やかな音はしなかったものの
強い風が吹くと邪気や病を運んでくると信じられていたので
お寺の四隅に吊るされ魔除けのお守りとして活用されてきました。
江戸時代に入り、お馴染みのガラス製となり音で夏を涼む文化が定着します。
わたしがこの社で覚えた、あの爽快な感覚は風鈴本来の魔除けの効果が
起こったからなのかも知れません!
②夏色に染まった神社
次に強く感じたことは、夏にぴったりなカラフルな色で
暑さに弱り気味のわたしを勇気付けてくれました。
赤、青、黄色、ピンク、緑など、風鈴や手水舎の鞠
水風船の たくさんの色が視界に入り、その鮮やかな光景から元気をもらえました。
一昨年、昨年、今年と高過ぎる夏の気温に、疲労が溜まってしまうでしょう。
そんな方こそ、この社を訪れエネルギチャージしてほしいです!
本日お送りしたパワースポット「名古屋若宮八幡社」の記事はいかがでしたか?
民想いのご祭神仁徳天皇、恋路を占う水みくじ、暑さや邪気を払う風鈴祭り
そのどれもが有難く、魅力にあふれますよね!
皆さまもこの夏、熱い名古屋に訪れたらぜひご参拝されてみて下さい!
きっと良いことが起こりますよ!
今回も世の中に数あるブログサイトから
恋愛パワースポットなかよしの 記事を読んで下さり、本当にありがとうございます!
これからも、皆さまにお役立ちできるサイトとして成長させていきます!
また次回の記事でお会いしましょう!
◎名古屋若宮八幡社へのアクセスはこちらです!
〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄3丁目35−30 tel:052-241-0810
〇新幹線&公共交通機関を使用時の時間と料金の目安(片道)
・東京から JR新幹線のぞみ(東京駅~名古屋駅)
→名古屋市営地下鉄・東山線(名古屋駅→伏見駅)→伏見駅~徒歩
名古屋若宮八幡社 2時間6分 ¥11,710(新幹線¥11,500+名古屋市営地下鉄¥210)
・名古屋から 名古屋市営地下鉄・東山線(名古屋駅→伏見駅)
→伏見駅~徒歩 名古屋若宮八幡社 15分 ¥210(名古屋市営地下鉄)
・大阪から JR新幹線のぞみ(新大阪駅~名古屋駅)
→名古屋市営地下鉄・東山線(名古屋駅→伏見駅) →伏見駅~徒歩
名古屋若宮八幡社 1時間12分 ¥7,090(新幹線¥6,880+名古屋市営地下鉄¥210)
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