どんな願いも叶える秘密の呪文「真言」とは?
パワースポット愛知豊川稲荷奥の院を解説

木々に囲まれた奥の院のお堂を守る狛きつねと看板

パワースポットブログなかよしのサイトに
お越しの皆さまこんにちは。
今回も貴重なお時間を下さり
ありがとうございます!
本日お届けする記事は「愛知豊川稲荷」の
三部作最終章「豊川稲荷奥の院」です。

寺院の境内に飾られたピンク色の風車

古代インドのサンスクリット語を起源とする呪文「真言」と深くまつわり
愛知県の豊川稲荷の最奥部に建てられた
このお堂はどんな場所で、どの様なご利益があり
どう言った歴史をたどったのかをご紹介します!

◎豊川稲荷奥の院とは

寺院に飾られたよだれかけと地蔵菩薩

愛知県の南東部、豊川市にある「豊川稲荷」の
境内に存在し、かつての本殿にあたります。

寺院で販売される白きつねのおみくじ守り

「奥の院」とは、寺社にゆかり深い秘仏や
祖師開山を安置する場所で
最も神聖な区域となっています。
本堂から離れた後方の山上や岩窟(がんくつ)内に
設けられています。

◎ご利益

豊川稲荷奥の院のご利益を見ていきましょう

①金運アップ

寺院に置かれる神聖な宝珠

稲荷系寺社の代表的なご利益が「商売繁盛」で
多くの商人が参拝し心の拠り所としてきました。

お堂と狛きつねと天高く伸びる二本の杉の木

時代の流れと共に、商人以外の参拝客にも
稲荷系寺社のご利益が知れ渡り
「金運アップ」の効果を
もたらしてくれると慕われる様になりました。

お堂を守る狛きつねと灯篭

わたしたちが持つ欲望には限りがなく
「買いたいもの」、「やりたいこと」
「行きたい場所」など 何をするにも有限な
「お金」が必要になってきます。

豊川稲荷奥の院ののぼり旗に描かれた可愛いきつね

金運アップのご利益を授かり
自分の願いを叶えたら
身近な人を助けていける使い方が
出来ると良いですね!

②厄除け

豊川稲荷奥の院の白いのぼり旗

豊川稲荷奥の院では
厄除けの祈祷(きとう)も有名で
厄年(やくどし)の方が多く訪れています。

豊川稲荷奥の院で見つけた真言が書かれた札

また、厄年でない方であっても
真言(しんごん)と呼ばれる
呪文を唱えながら参拝すると
厄除けの強い効果をもたらしてくれます。

豊川稲荷奥の院のお堂で灯されたろうそく

この厄年は、凶事や災難に遭う率が高い危険を
戒める意味を持ちますが
それ以外に「人生の節目」と言う意味もあります。

豊川稲荷奥の院の本堂前を歩く観光客

「大厄の年」とされる、男性42歳、女性33歳の
年ですが、かつては、男性は村の祭事や
神社運営を任される年でした。
女性は嫁入りしてから継続された実家からの
仕送りが終わる年であり
男女共に一人前になれた証でもあったのです。

豊川稲荷奥の院に堂々と立つ狛きつねと灯篭

人が生まれ、その生涯を閉じるまで
要所要所の節目が存在し
区切りを迎えた人が肉体的にも
社会的にも変化を実感し
今後の半生をより良く生きていく
きっかにもなるのでしょう。

◎入口から本堂まで

それでは本日も一緒に参拝していきましょう!

①景雲門(けいうんもん)

豊川稲荷奥の院の景雲門の看板

豊川稲荷奥の院の参道を進むと
荘厳な門が見えてきます。
これが景雲門(けいうんもん)と呼ばれる入口で
創建は比較的新しく、安政5年(西暦1,858年)です。

豊川稲荷奥の院の景雲門と赤提灯と参拝者のカップル

本堂の妙厳寺と同じく、門の中央に
大きな赤提灯が吊るされ
左右には「宝珠(ほうじゅ)」と言う
摩ると願いが叶う鈴が飾られています。

豊川稲荷奥の院の宝珠と願いが書かれたよだれかけと真言の立て札

願いを込め宝珠に触れたら
一礼し門をくぐると良いでしょう。

②心願成就の木

パワースポット豊川稲荷奥の院の心願成就の木と灯篭

のぼり旗に囲まれた参道を進むと
天高く伸びる二本の木が迎えてくれます。

パワースポット豊川稲荷奥の院の心願成就の木と立て札と本堂

これが「心願成就の木」で
叶えたい願いを心で唱え
木の間を通り奥の院に参拝すると
心願が成就すると言われています。

パワースポット豊川稲荷奥の院の心願成就の木から覗く本堂

皆さまもぜひ、木の間を通り抜け叶えたい想いを
実現させていきましょう!

③本堂

緑に囲まれた自然豊かなパワースポット豊川稲荷奥の院の本堂

さあ、いよいよ本堂に到着です!
皆さまもwebサイトを通じてお参りしましょう。
天高く伸びる杉の木に囲まれた本堂に近付くと
見守る様に立つ狛きつね達が迎えてくれて

うす暗いパワースポット豊川稲荷奥の院の堂内

杉の香りと共に、お線香の匂いが立ち込め
心地良い気分にさせてくれます!
薄暗い堂内は少し不気味にも感じましたが
明かりが灯されたろうそくから安心感を覚えます。

パワースポット豊川稲荷奥の院の仏の言葉

「御仏は切なる願いをみすてない」
この立て札を見て、涙ぐみそうになった方は
わたしだけではないと思います。

パワースポット豊川稲荷奥の院の大黒天

正しい行いを続け、前向きに生きている人に
神さま仏様はチャンスを与え
日々を守って下さるのでしょう。

◎守り神

次は豊川稲荷奥の院の主について見ていきます

パワースポット豊川稲荷奥の院に立つ怖い表情のきつね達

日本中に鎮座される稲荷神社は
京都府の伏見稲荷を総本社となっていますが
そもそも豊川稲荷は「神社」でなく「寺院」であり
信仰の対象は稲荷神ではなく
吒枳尼真天(ダキニシンテン)なのです。

パワースポット豊川稲荷奥の院の景雲門の木版

この吒枳尼真天(ダキニシンテン)は
白きつねに乗った美しい天女で
両手に剣と宝珠を持った姿をしています。

パワースポット豊川稲荷奥の本堂と狛きつねと灯篭とベンチ

ダキニシンテンが訪れた地には、稲が豊かに実り人々の生活が豊かになりました
その言い伝えが現代のご利益に繋がってると
言えるでしょう。

◎歴史

豊川稲荷奥の院がたどった歴史を解説していきます

パワースポット豊川稲荷奥の院の説明看板

西暦1,814年(文化11年)に建築され、西暦1,935年(昭和5年)に大本殿が新築され
旧本殿の拝殿を奥の院として移築しました。

パワースポット豊川稲荷奥の院の山門とのぼり旗と参拝客

豊川稲荷自体は曹洞宗(そうどうしゅう)の開祖
道元禅師(どうげんぜんし)の
弟子である寒巌義尹(かんがんぎいん)が
関わっています。

パワースポット豊川稲荷奥の院の薄暗い景雲門とのぼり旗

13世紀中頃に、「混乱した社会を救う」
素晴らしい志を持った彼は
宋(そう)、現在の中国に2度も留学し
仏教を始めとする様々な学問を修め
橋の建設、農地干拓・開墾を推し進め
当時の人々の生活をより向上させます。

パワースポット豊川稲荷奥の院の赤提灯と風車とのぼり旗

そんな彼が2度目の留学から帰国する際に船上で出会った
存在が吒枳尼眞天(ダキニシンテン)なのでした。
美しい天女の姿に見惚れ、無事帰国してから
自ら吒枳尼眞天の姿を彫り、仏法の守護神として
祭った話が由来になっています。

◎真言(しんごん)とは

パワースポット豊川稲荷奥の院の建物の柱に飾られたマントラ

真言とは別名マントラとも呼び
古代インド・アーリア語に属します。
サンスクリット語のまま唱えられ、真実を表す秘密の言葉であり呪文です。

パワースポット豊川稲荷奥の院の木の宝珠

誓い、教え、功徳、叶えたいことを胸に秘め
7回唱え心願成就することで「言葉の力」を
引き出せると言います。

豊川稲荷奥の院の神々しい二本木と光と狛きつねと本堂

祭る仏や、教えによって異なりますが
豊川稲荷に鎮守として祭られる
吒枳尼真天(ダキニシンテン)での真言は
尸羅婆陀尼黎吽娑婆訶(オン・シラバッタ・ニリ
ウン・ソワカ)と唱えます。

パワースポット豊川稲荷奥の院に立てられた薄暗いのぼり旗

真言の漢字も、読みも多くの方にとって
馴染みのないものでしょうが
このパワースポットにお越し頂いた時は
真言を7回唱えお参りしてみましょう!

愛知のパワースポット豊川稲荷奥の院のよだれかけと真言と宝珠

今まで努力しててもなかなか実らなかった事が
きっと叶うでしょう!

◎見所

次は奥の院の見所をご紹介します

①切火祈祷(きりびきとう)

パワースポット豊川稲荷奥の院の切り火の説明

時代劇のワンシーンで、自宅を出発する人の背中に
火打石をカチカチと鳴らす場面がありますが
邪気払いや縁起かつぎの効果があります。

パワースポット豊川稲荷奥の院の境内に整然と立つのぼり旗

豊川稲荷奥の院では、それと同じ
切火祈祷(きりびきとう)をしてもらえます。
ダキニ天様に真言を詠唱したら
火打石で火花を散らし
心身や身に付けている物の邪気を取ったら
これからの道を清々しく進みましょう!

②きつねみくじ

パワースポット豊川稲荷奥の院にある300円のきつねみくじの案内板

奥の院のすぐ近くに、きつねみくじの無人販売所が
あり300円で購入できます。
可愛い手のひらサイズの人形の中に
おみくじが入っています。

パワースポット豊川稲荷奥の院のきつねみくじ販売所

おみくじで運試しをするのも良いですが
おきつね様の可愛い姿に惹かれ
購入する方が多い様です!

パワースポット豊川稲荷奥の院のきつねみくじ達

細い目元が、ニッコリとほほ笑んでいるみたいで
可愛いですよね。ぜひとも、お買い求めて下さい!

③旧奥の院

パワースポット豊川稲荷にある薄暗い旧奥の院

奥の院が最初にあった場所に小さなお堂が建っています。
その手前に宝珠が置かれ、お堂を守る様にきつねの
石像たちが立ち並び、凛々しい表情が強く印象に残っています。

パワースポット豊川稲荷旧奥の院と勇ましい顔のきつね達

きつねの石像が余りにも強く見えたことから
まるでオオカミの群れが宝珠を守っているかの
様にさえ見えました。
皆さまにも、写真からその勇ましさが伝わっているでしょうか?

パワースポット豊川旧稲荷奥の院と宝珠

◎境内のおススメパワースポット

以下リンクで、豊川稲荷境内のお勧めパワースポットをご紹介します。

〇【ゼロ磁場】愛知県豊川稲荷の霊狐塚

キツネが住まうゼロ磁場のパワースポット

↓下記URLのリンクから、豊川稲荷のゼロ磁場スポット「霊狐塚」の記事をご覧いただけます。【最強】ゼロ磁場のパワーが満ちる場所「霊狐塚」

〇【縁結び】愛知県豊川稲荷の本堂

↓下記URLリンクで、豊川稲荷本堂の記事をご覧いただけます。
縁結びにも効果絶大⁉日本三大稲荷、「豊川稲荷本堂」

◎感想

豊川稲荷奥の院を参拝した感想を書かせて頂きます

①薄暗い本堂で浮かぶ希望の兆し

愛知のパワースポット豊川稲荷奥の院の本堂入口と参拝者たち

お堂の小さな階段を上がると堂内に照明はなく
薄暗い空間がそこにありました。

パワースポット豊川稲荷奥の院の薄暗い本堂と千羽鶴と蝋燭

どんよりした堂内に立つと少し沈んだ
気持ちになりましたが、ろうそくに灯された
明かりを見ているとハッとさせられました。
眼前の光景から、わたし達の生きる日常が
想い浮かんだからです。

パワースポット豊川稲荷奥の院と提灯と一本のろうそく

どんな場所、どんな立場でもあっても
生きる上で大変なことは色々あるでしょう。
いくら気を付けても、自然災害や不慮の事件や
事故である「厄」は避けられないですね…。

愛知のパワースポット豊川稲荷奥の院の可愛いきつねみくじたち

深く悩み誰かにに相談しても
「大したことない。頑張れ」 なんて言われ
余計に傷付くこともあるでしょう…。

パワースポット豊川稲荷奥の院に芽吹く新緑の植物

でも、絶望は決してしないで下さい。
辛い毎日であっても、わたしたちをしっかりと照らす
明かりとなる存在がいるのだから。
偉そうな言い方ですが、わたしのブログサイトが
皆さまにとって暗闇に灯る小さな明かりとなれたら嬉しいです。

②わたしの願い

薄暗い山道を照らす太陽の光

ここで、わたしの持つ願いを綴らせて下さい。
「わたしの持つ願い」、それは病に苦しむ今の自分を
数年前まで元気に過ごしていた当時の自分に近付けること。

夏の田舎の風景

このブログサイトを作り始めたきっかけはリハビリが目的でした。
外出し素晴らしい景色を眺める中で気持ちを落ち着かせ
自然や寺社仏閣で感じた事を言語化し文章にまとめる作業を
淡々とこなしていく。

導きの神が住む椿大社本殿

その行いを通じ自分を見つめ直し、自己理解や障がい特性を
深めていく。それがやがて、暗く重い道を抜け出し
社会復帰へと続いていく新しい道のりを築いていく。
主治医の後押しもあり、今回の記事まで続けてこれました。

晴天と静寂の三河湾

これら一連のブログ作成作業が、自分のこころを整える
一番の手段であると実感しています。
わたしのブログサイトが100記事に達した時
「わたしの持つ願い」が成就している。
それを夢見て今後も記事作成を進めていきたいです。

青モミジに咲く木漏れ日

同時に、「みなさんの持つ願い」が成就する日を
わたしも楽しみに待っています。
秘密の呪文である「真言」を七回唱え、心願成就を果たしましょう。

◎まとめ

木々に囲まれたパワースポット豊川稲荷奥の院の参拝者たち

今回お届けしたパワースポット「豊川稲荷奥の院」の記事はいかがでしたか?
真言の言葉など普段は聞きなれないワードもあったかも知れません。

パワースポット豊川稲荷奥の院の可愛いみくじきつねと鳥居

日常生活とはかけ離れた雰囲気が満ちていて
今まで訪れたパワースポットの中でも
群を抜く変わった場所でした。

パワースポット豊川稲荷奥の院の本堂で揺らめく灯

暗闇にあっても、煌々(こうこう)と輝く
ろうそくの灯から勇気付けられたのは
奥の院に住まうダキニシンテン様がわたし達に
「辛いことが続いても、同時に存在する希望も
忘れずにいなさい」と
教えて下さったからのだと思いました。

薄暗いパワースポット豊川稲荷旧奥の院の宝珠を守るきつねたち

本日も最後までお読み下さり
本当にありがとうございます。
また次回のパワースポット記事でお会いしましょう。

◎豊川稲荷奥の院へのアクセスはこちらです。

〒442-0033 愛知県豊川市豊川町1 tel 0533-85-2030

〇自動車使用時の時間・距離と高速利用料金の目安(ETC搭載車で最安料金)

・東京から  3時間35分(281km) 八重洲IC→豊川IC ¥6,780

・名古屋から 1時間9分(77.7km) 丸の内IC→豊川IC ¥2,480

・大阪から  3時間10分(232km) 梅田IC→豊川IC   ¥7,690

〇新幹線&公共交通機関を使用時の時間と料金の目安(片道)

・東京から  JR東海・新幹線ひかり(東京駅~豊橋駅)
      →JR東海飯田線・普通(豊橋駅~豊川駅)→豊川駅→徒歩 豊川稲荷
       1時間58分¥9,630(新幹線¥9,420+JR東海飯田線¥210)           

・名古屋から  名古屋鉄道本線・特急(名古屋駅~国府駅)
       →名古屋鉄道本線・急行豊川稲荷行 (名古屋駅~豊川稲荷駅)豊川稲荷駅→
        徒歩 豊川稲荷    1時間17分   ¥1,140(名古屋鉄道・急行料金)

・大阪から    JR東海・新幹線のぞみ(新大阪駅~名古屋駅)
       →名古屋鉄道本線・急行豊川稲荷行 (名古屋駅~豊川稲荷駅)豊川稲荷駅→
        徒歩 豊川稲荷  2時間25分   ¥8,020(新幹線¥6,880+¥1,140)                              

※駐車場について 境内から徒歩4分の場所に「豊川稲荷大駐車場」が備わっています。
この広大な参拝者用の駐車場は460台分の駐車が可能で
料金は一律500円、利用時間は8時から17時までです。
元々は、学校の敷地であったため、広々とした場所でゆったりと駐車出来ます。

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