「導き」と「運気上昇」のパワースポット
猿田彦三河神社が贈る最高のご利益
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みなさまごきげんよう。
本日もパワースポットブログなかよしにお越し頂きまして、まことにありがとうございます。
今回お届けする記事は、「導き」がテーマの パワースポット猿田彦三河神社です。
天界から下界に降りた神、瓊瓊杵尊(ニニギノミコト) を道案内した神である猿田彦(サルタヒコ)を 祭るこの神社は、どう言ったご利益があり
どの様な歴史をたどり、どんな魅力があるのかを 今回も解説していきます。
目次
◎三河猿田彦神社
まず、この神社はどの様なパワースポットかを 一緒に見ていきましょう。
愛知県南部に位置する西三河地方の 額田郡幸田町(こうたぐんぬかたちょう)と言う
地域にたたずむ(標高443m)の遠望峰山(とぼねやま)に 鎮座されています。
三重県鈴鹿市に鎮座される椿大神社の神様、 「導きの神」と呼ばれる猿田彦(サルタヒコ)を この地に「御分霊(ごぶんれい)他の神社の神を分け移す」し わたしたちの人生の道案内や気付きを与えてくれます。
◎ご利益
次は猿田彦三河神社のご利益を見ていきます
①導き
冒頭でお伝えしましたが、導きの神、「猿田彦」を 祭り、参拝者が望む方向に導いてくれるご利益が あります。
あらゆる物事の始まりに現れ、万事を良い方向に 導いてくれると言います。一言に「導き」と言っても その範囲は非常に広く、「開運」、「事業発展」 「災難・方位除け」、「五穀豊穣」…etc
挙げればキリがないご利益をわたしたちにもたらして くれますが、それはどうしてなのでしょうか?
神話の時代、天照大神(アマテラスノオオミカミ)が 天界から、地上界に瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)を 使いとして送りますが、その時に道案内をしたのが 猿田彦なのです。
それにより、あらゆる物事の始まりに道しるべとして 人々を導いてくれる神として親しまれてます。
進学、就職、起業、転職、結婚など 新たな道を目指そうとしている時に成功祈願し そのご利益を頂きましょう。
また、進むべき方向や道に迷っている時 上手く進めない時なども、このパワースポットで 時間をかけて考えてみて下さい。
焦らないことも大切です。一人一人に合った道や 解決方法がきっと見つかり、より良い人生が 送れることでしょう。
②縁結び
ニニギノミコトが天界から地上界に降りた時 一緒に同行した、天鈿女(アメノウズメ)と言う 女神がいました。
猿田彦はニニギノの道案内を終えると 伊勢の狹長田五十鈴川上(サナダイスズカワカミ) という場所に行きますが アメノウズメは彼の後をついて行きました。
そして、ニニギノの命令により アメノウズメは名前を変えて猿女君(サルメノキミ) と名乗り、猿田彦とご成婚をされました。
このことから、猿田彦は「導きの神」のみでなく 「縁結びの神」としても人々に親しまれてくのです。
◎入口から本殿まで
それでは、本日も一緒に参拝していきましょう
①坂道の参道
猿田彦三河神社が鎮座される 遠望峰山(とぼねやま)の麓(ふもと)に 50台以上は止められる駐車場と公衆トイレがあり
そこから坂道を登り参道へ向かっていきます このエリア一帯は三河湾国定公園内にあり とても自然豊かな場所です。
檜(ヒノキ)や杉を中心とした静かな森が広がり ホトトギスやウグイスの鳴き声が聞こえてきて 心がとっても落ち着きますよね。
②お清めの橋
駐車場から200メートル弱歩くと お清めの橋に到着します。
朱色(しゅいろ)に染められた橋を渡ると 水が流れる音や木々の香りが強く伝わってきます。
とても清々しい気持ちになれたので この橋を渡ること自体がお清めになると言うのも 納得ができました。
③大井乃瀧
お清めの橋からすぐ見える 「大井乃瀧(おおいのたき)」は遠望峰山からの 湧き水が流れ落ち大井池に注いでいます。
落差は約13メートルで水流は控えめな滝ですが 涼しさや、シンとした空気をしっかりと感じ取れる 心地良い場所でした。
滝の下の池には、鯉が元気よく泳いでいて 遠望峰山からのパワーをふんだんに蓄えている 様ですね。
④一の鳥居と境内社
大井乃瀧を過ぎるとすぐ見えて来ます 一礼を済ましたら、鳥居を潜らせてもらいましょう。
砂利道を歩くと、ザクザクと言う音が聞こえて来ます この音を鳴らすたびに、神の元へ一歩ずつ近付いて いる実感が湧いてきました。
一の鳥居を抜けて、1分もしないうちに進行方向 右側にとても小さな境内社や石碑が建っています。
苔(こけ)に覆われて少し朽ちていますが 人工物と自然の力が融合している姿を わたしたちに見せてくれているかの様でした。
⑤二の鳥居と本殿への階段
森の参道を抜けると、開けた場所に到着し そこに二の鳥居と社務所、本殿へ伸びる階段が 待っていました。
さっきまでとは違い、開放的で陽の光がふんだんに 注ぎ込む明るい場所でした。
ちなみに、この場所の近くにも駐車場があるので 歩くのが少し大変と言う方は、こちらで車を 止められると良いでしょう。
⑥本殿へ
少し勾配(こうばい)のキツイ階段を44段上がり 本殿に向かいますが、境内には録音した 雅楽の音楽が流れているので、パワースポットの 雰囲気がより強く感じられます。
まだ小さいお子さん連れの方は、手をしっかりと握り 本殿へ向かいましょう。
本殿前の広間には、正面向かって右手に末社
左手に記念樹
左後ろに龍の手水舎が置かれています。
右手の末社にお参りしてから本殿にお参りする のが正式な順番なのだそうです。
静かでも、存在感のある本殿に進み 猿田彦にお祈りをしましょう。 「わたしたちが進むこれからを より良ものに導いてくれます様に」
⑦導きの小道
階段の脇に、「導きの小道」と呼ばれる 細い坂道が用意されていて
こちらでも、二の鳥居の広間から 本殿まで行き来できます。
道端の脇には小さなお地蔵さんや白ウサギの像が立ち
その可愛らしさに思わず笑みがこぼれますね。
参拝する時は、ぜひこの道を通って行きましょう 今は道に迷っていても、良い方向に導いてくれる タイミングがきっと来ます。
◎ご祭神の猿田彦(サルタヒコ)とは
祭神の猿田彦を解説します
①どんな神か
猿田彦の見た目は物語によって様々で 天狗(てんぐ)の姿であったり、外国人の衣装を まとっていたり、姿形がはっきりしていない太陽神で あったりと、明確には分かってはいません。
また、元々は道祖神(どうそじん)と言う 農村の入口や峠道の境目の道端に祭られる石像で 外部から来る災いを防ぐ安全を守る神であった と言う説も有力です。
謎多き神だからこそ、わたしたちは猿田彦自身や スピリチュアルの世界に引き寄せられていくのかも 知れませんね。
②導きの神の由来
導きの神と言われる由来が天孫降臨(てんそんこうりん)で 神話の時代、大国主命(オオクニヌシノミコト)が 天照大御神(アマテラスオオミカミ)に
今の日本にあたる土地、葦原中津国(あしわらなかつのこく) の統治を引き受けさせました。 天界の神であったアマテラスは 地上界を治める神の役目を孫である 瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)を任命し送りこみます。
この天界から地上界に神を降臨させた行いを 天孫降臨(てんそんこうりん)と呼び 地上に降り立ったニニギノミコトを猿田彦が道案内し この国を開拓するきっかけも創りました。
降り立った地点が現在の宮崎県で、そこから 伊勢の土地に向かい、日本全国の開拓も進め それがあって、猿田彦をあらゆる事物の「導きの神」 と呼ばれ親しまれることになったのです。
◎歴史
次は、猿田彦三河神社がたどった歴史を見て来ます
創建はとても新しく、昭和44年(1969年)で 戦後の高度経済成長期の真っただ中に 三重県鈴鹿市の椿大神社から 「御分霊を勧請(神様を移した)」しました。
この地域の人々にも、猿田彦の「導きのご利益」や 「縁結びのご利益」を身近に感じてもらいたいと言う 願いがあり、実現したのでしょう。
当初は、「猿田彦西三河神社」という名でしたが 昭和63年(1989年)に現在の社名へ変更します。
神社の中では歴史が始まったばかりですが これからも、何十年、何百年と地域の人々に ご神徳を与えてくれるのでしょう。
◎見所
猿田彦三河神社の見所を紹介します
①ありがとうの清払い
写真、お人形、ぬいぐるみなど 家族や人の思い出の品へ感謝を込めて 供養、お焚き上げをしてもらえます。
人形供養の歴史は古く、室町時代から寺社で行われ 「全ての者に神が宿る」と言う日本で古くから続く考え が元になっています。
もう使わなくなったけど、見ることもなくなったけど 思い出が残る物をそのまま捨てるのは気が引けませんか?
そう言った時にこそ、ありがとうの清払いで 手放す時の葛藤(かっとう)や心の痛みを 少しでも和らいでいけるでしょう。
②カエルの石像
猿田彦三河神社で際立つのが「カエルの石像」で このカエルはスピリチュアルの意味では 縁起ものや幸運の象徴として愛されています。
置物からグッズまで幅広く浸透し 「お金がカエル」、「福がカエル」 「好きな人が元にカエル」など語呂合わせから 幸せのシンボルとなっています。
また、カエルのジャンプ力から、「飛躍」、「挑戦」 など、新しい世界に挑もうとする人の姿にも なぞらえられています。
この神社でのカエルの石像は、鼻先を撫でると 「無事カエル」ご利益がもたらされると言います。 参拝を終え、帰り支度をする前に ぜひ可愛いカエルの鼻先を、優しく触れてみましょう。
③三つ巴(みつどもえ)とは
猿田彦三河神社のシンボルでもある この「三巴(みつどもえ)」と呼ばれるマークを 見ていきましょう。
「みつどもえの戦い」など、三者が争っている状態を 連想する言葉ですが、他にも意味があります。
勾玉(まがたま)を図案化したものでしたが この巴紋(ともえもん)は水が渦を巻く様子と 解釈され、平安時代の建物にはこのマークが 火災除けとして用いられていきます。
それ以降は、武神である八幡神のシンボルとして 巴紋(特に三つ巴)が用いられるようになり 他の神社でも勝負運をあやかって 巴紋が神紋として用いられる様になっていきました。
◎自然が癒しを導く
この場所に生きる豊かな自然で感じた 「香り」と「音」にフォーカスします
①香りが導く癒し
神社の境内には杉や檜(ヒノキ)が生い茂り また、建物自体にもこの木々が使用され 良い香りが一帯を充満しています。
木の香りを嗅ぐと心なしかスッキリとした気分に なった経験は皆さまにもありませんか? わたしもその一人です。
長年の研究によって木の香り成分には リラックス効果があると報告がされています。
この香りの正体は「フィトンチッド」と言う成分で 1930年代にソビエト連邦・レニングラード大学の ボリス・トーキン博士が発見しました。
彼が名付けた「フィトンチッド」とは、ロシア語の 「フィトン(植物)」、「チッド(殺菌作用)」 の意味から来ています。
樹木はこの物質を出すことで周りの草を枯らしたり 葉を食べつくす虫を追いやったりして 生き延びているのです。
また、わたしたち人間もこの芳香成分の恩恵を受け 消臭、除菌、リラックス効果から 抗生物質(こうせいぶっしつ)としても活用されてると 農林水産省や林野庁のHPでも掲載されています。
森林を歩くだけでリラックス状態を示す 副交感神経の活動が、街中に比べ2倍高まり また、森林を眺めるだけでも同じ副交感神経の活動が 街中に比べ1.5倍高まるデータが紹介されています。
普段は都会暮らしで、森林のある場所に行けない方も 多いことでしょう。だからこそ、たまの休日は森林に覆われた 寺社やパワースポットで自然に包まれてみましょう。 きっといいことが起こると思います。
②音が導く癒し
猿田彦三河神社は樹木だけでなく 滝や野鳥たちも存在しています。
参道から本殿に向け歩いていると 滝の水が流れる音や、鳥の鳴き声が聞こえ 音からも癒しを実感できました。
これについても、科学的に検証されています。 滝や波の音、鳥のさえずりには 痛みそのものやいら立ち、ストレスと言う ネガティブな感情を下げる一方で
ポジティブな感情を高め、健康を増進させる効果が あることが、アメリカの国立公園で行われた研究で 明らかになりました。
カナダのカールトン大学など3大学の研究者と アメリカ合衆国・国立公園局との共同研究で 判明しました。
彼らは、自然音が人にもたらす影響を まとめた複数の研究を分析していきました。 自然の音を聞き痛みの緩和、認知機能の改善 気分の向上も期待できると結論づけたのです。
その中でも自然音別のメリットでは 鳥のさえずりがストレス軽減に最も効果的だと 説明しています。
この研究成果は、わたしたちの日常にも 当てはめられます。例えば、人が活動を始める前の 早朝は生活音が少ないので、鳥のさえずりに 耳をすまのに最適の時間と言えましょう。
少しの時間だけでも良いです、窓を開けて目を閉じ 早朝の静かな空間で鳥の鳴き声を聞いてみて下さい 心がリラックスし、自然のありがたさにも気付けるはず。
そう言った、日常でも聞ける癒しの音が わたしたちの毎日を少しでも良くする方向へ導いて くれるのだとも思いました。
◎押さえておきたい三河の周辺スポット
この項目では、三河地方のおすすめスポット4か所をご紹介します。
URLリンクからお読み頂けますので、ぜひお読み下さい。
①青い海と空がわたしたちの心を開放する
②縁結びの神が住む島
③大海原に旅立つ子供たちの物語
④戦いの神ヤマトタケルが愛した妻
〇西尾市最強のインスタ映えスポット
↓下記URLで、恋愛成就のインスタ映えスポット「西尾トンボロ干潟」の記事をご覧頂けます。
【潮汐がもたらす恋のジンクス】潮の満ち引きと恋愛の関係性とは?
◎感想
猿田彦三河神社を参拝した感想を書きます
〇希望は遠くても確かに存在する
この社が鎮座される山の名前は 遠望峰山(とぼねやま)ですが 「希望」は「遠くの山」にあるとも読み取れます。
先人たちがこの山の名前を決めた理由は はっきりとは分かりませんが、わたしはこう考えます。 「すぐ近くになくても、簡単には手に出来なくても 自分が希望する世界や日常は確かに存在し」
「どんな災厄が起こっても、山の様に堂々と佇む」 苦しい状況が続いても、遠望峰山に望みを託し 生き抜きたいとの願いが込められたのでしょう。
導きの神「猿田彦」を祭る神社を遠望峰山に 鎮座したことも、こう言った想いがあったのかも 知れませんね。
確かに時間は有限で、出会える人や、チャンスは 数えるほどしか存在しません。
一日が終わろうとする瞬間に「このままで良いの?」と 自分の「今まで」と「これから」を見つめ直した時に 疑問や不安、恐怖感すら覚えた経験がありました。
そう言った瞬間に誰しも戸惑うこともあるでしょうが 遠くても確かに存在し、山の様に微動だにしない 希望を持てる世界へ、猿田彦が導いてくれると 思っています。
◎まとめ
今回訪れた、パワースポットのまとめです
本日ご紹介した猿田彦三河神社の記事は いかがでしたでしょうか?
神聖な山々には神と共に生きる動植物がいて わたしたち人間は、彼らの生きる自然の世界に 触れることで、これからの道を考えたり 気を安らげ、癒してもらえてもいます。
どんなに強い人でも、いくら頭の良い人でも 使いきれないほどお金を持っている人でも 一生勝ち続けることはほとんどないでしょう。
生きている限り迷いや戸惑いは 誰もが等しく経験するでしょう。 そんな避けて通れない困難から抜け出す手助けを 神や自然がしてくれるのだと感じました。
本日も最後までお付き合いして頂き 本当にありがとうございました。 また次回のパワースポットブログなかよしの記事で お会い致しましょう。
◎猿田彦三河神社へのアクセスはこちらをご参照下さい!
〒444-0103 愛知県額田郡幸田町大草太根6 tel:0564-62-3809
〇自動車使用時の時間・距離と高速利用料金の目安(ETC搭載車で最安料金)
・東京から 4時間20分(299km) 八重洲IC→岡崎東IC ¥7,020
・名古屋から 1時間3分(62.5km) 丸の内IC→岡崎東IC ¥2,120
・大阪から 2時間54分(217km) 梅田IC→岡崎東IC ¥7,420
猿田彦三河神社は山奥に鎮座されるため 来るまでしか行けないため、公共交通機関の情報は載せておりません。
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