どんな願いも叶える秘密の呪文「真言」とは?
パワースポット愛知豊川稲荷奥の院を解説
パワースポットブログなかよしのサイトに
お越しの皆さまこんにちは。
今回も貴重なお時間を下さり
ありがとうございます!
本日お届けする記事は「愛知豊川稲荷」の
三部作最終章「豊川稲荷奥の院」です。
古代インドのサンスクリット語を起源とする呪文「真言」と深くまつわり
愛知県の豊川稲荷の最奥部に建てられた
このお堂はどんな場所で、どの様なご利益があり
どう言った歴史をたどったのかをご紹介します!
目次
◎豊川稲荷奥の院とは
愛知県の南東部、豊川市にある「豊川稲荷」の
境内に存在し、かつての本殿にあたります。
「奥の院」とは、寺社にゆかり深い秘仏や
祖師開山を安置する場所で
最も神聖な区域となっています。
本堂から離れた後方の山上や岩窟(がんくつ)内に
設けられています。
◎ご利益
豊川稲荷奥の院のご利益を見ていきましょう
①金運アップ
稲荷系寺社の代表的なご利益が「商売繁盛」で
多くの商人が参拝し心の拠り所としてきました。
時代の流れと共に、商人以外の参拝客にも
稲荷系寺社のご利益が知れ渡り
「金運アップ」の効果を
もたらしてくれると慕われる様になりました。
わたしたちが持つ欲望には限りがなく
「買いたいもの」、「やりたいこと」
「行きたい場所」など 何をするにも有限な
「お金」が必要になってきます。
金運アップのご利益を授かり
自分の願いを叶えたら
身近な人を助けていける使い方が
出来ると良いですね!
②厄除け
豊川稲荷奥の院では
厄除けの祈祷(きとう)も有名で
厄年(やくどし)の方が多く訪れています。
また、厄年でない方であっても
真言(しんごん)と呼ばれる
呪文を唱えながら参拝すると
厄除けの強い効果をもたらしてくれます。
この厄年は、凶事や災難に遭う率が高い危険を
戒める意味を持ちますが
それ以外に「人生の節目」と言う意味もあります。
「大厄の年」とされる、男性42歳、女性33歳の
年ですが、かつては、男性は村の祭事や
神社運営を任される年でした。
女性は嫁入りしてから継続された実家からの
仕送りが終わる年であり
男女共に一人前になれた証でもあったのです。
人が生まれ、その生涯を閉じるまで
要所要所の節目が存在し
区切りを迎えた人が肉体的にも
社会的にも変化を実感し
今後の半生をより良く生きていく
きっかにもなるのでしょう。
◎入口から本堂まで
それでは本日も一緒に参拝していきましょう!
①景雲門(けいうんもん)
豊川稲荷奥の院の参道を進むと
荘厳な門が見えてきます。
これが景雲門(けいうんもん)と呼ばれる入口で
創建は比較的新しく、安政5年(西暦1,858年)です。
本堂の妙厳寺と同じく、門の中央に
大きな赤提灯が吊るされ
左右には「宝珠(ほうじゅ)」と言う
摩ると願いが叶う鈴が飾られています。
願いを込め宝珠に触れたら
一礼し門をくぐると良いでしょう。
②心願成就の木
のぼり旗に囲まれた参道を進むと
天高く伸びる二本の木が迎えてくれます。
これが「心願成就の木」で
叶えたい願いを心で唱え
木の間を通り奥の院に参拝すると
心願が成就すると言われています。
皆さまもぜひ、木の間を通り抜け叶えたい想いを
実現させていきましょう!
③本堂
さあ、いよいよ本堂に到着です!
皆さまもwebサイトを通じてお参りしましょう。
天高く伸びる杉の木に囲まれた本堂に近付くと
見守る様に立つ狛きつね達が迎えてくれて
杉の香りと共に、お線香の匂いが立ち込め
心地良い気分にさせてくれます!
薄暗い堂内は少し不気味にも感じましたが
明かりが灯されたろうそくから安心感を覚えます。
「御仏は切なる願いをみすてない」
この立て札を見て、涙ぐみそうになった方は
わたしだけではないと思います。
正しい行いを続け、前向きに生きている人に
神さま仏様はチャンスを与え
日々を守って下さるのでしょう。
◎守り神
次は豊川稲荷奥の院の主について見ていきます
日本中に鎮座される稲荷神社は
京都府の伏見稲荷を総本社となっていますが
そもそも豊川稲荷は「神社」でなく「寺院」であり
信仰の対象は稲荷神ではなく
吒枳尼真天(ダキニシンテン)なのです。
この吒枳尼真天(ダキニシンテン)は
白きつねに乗った美しい天女で
両手に剣と宝珠を持った姿をしています。
ダキニシンテンが訪れた地には、稲が豊かに実り人々の生活が豊かになりました
その言い伝えが現代のご利益に繋がってると
言えるでしょう。
◎歴史
豊川稲荷奥の院がたどった歴史を解説していきます
西暦1,814年(文化11年)に建築され、西暦1,935年(昭和5年)に大本殿が新築され
旧本殿の拝殿を奥の院として移築しました。
豊川稲荷自体は曹洞宗(そうどうしゅう)の開祖
道元禅師(どうげんぜんし)の
弟子である寒巌義尹(かんがんぎいん)が
関わっています。
13世紀中頃に、「混乱した社会を救う」
素晴らしい志を持った彼は
宋(そう)、現在の中国に2度も留学し
仏教を始めとする様々な学問を修め
橋の建設、農地干拓・開墾を推し進め
当時の人々の生活をより向上させます。
そんな彼が2度目の留学から帰国する際に船上で出会った
存在が吒枳尼眞天(ダキニシンテン)なのでした。
美しい天女の姿に見惚れ、無事帰国してから
自ら吒枳尼眞天の姿を彫り、仏法の守護神として
祭った話が由来になっています。
◎真言(しんごん)とは
真言とは別名マントラとも呼び
古代インド・アーリア語に属します。
サンスクリット語のまま唱えられ、真実を表す秘密の言葉であり呪文です。
誓い、教え、功徳、叶えたいことを胸に秘め
7回唱え心願成就することで「言葉の力」を
引き出せると言います。
祭る仏や、教えによって異なりますが
豊川稲荷に鎮守として祭られる
吒枳尼真天(ダキニシンテン)での真言は
尸羅婆陀尼黎吽娑婆訶(オン・シラバッタ・ニリ
ウン・ソワカ)と唱えます。
真言の漢字も、読みも多くの方にとって
馴染みのないものでしょうが
このパワースポットにお越し頂いた時は
真言を7回唱えお参りしてみましょう!
今まで努力しててもなかなか実らなかった事が
きっと叶うでしょう!
◎見所
次は奥の院の見所をご紹介します
①切火祈祷(きりびきとう)
時代劇のワンシーンで、自宅を出発する人の背中に
火打石をカチカチと鳴らす場面がありますが
邪気払いや縁起かつぎの効果があります。
豊川稲荷奥の院では、それと同じ
切火祈祷(きりびきとう)をしてもらえます。
ダキニ天様に真言を詠唱したら
火打石で火花を散らし
心身や身に付けている物の邪気を取ったら
これからの道を清々しく進みましょう!
②きつねみくじ
奥の院のすぐ近くに、きつねみくじの無人販売所が
あり300円で購入できます。
可愛い手のひらサイズの人形の中に
おみくじが入っています。
おみくじで運試しをするのも良いですが
おきつね様の可愛い姿に惹かれ
購入する方が多い様です!
細い目元が、ニッコリとほほ笑んでいるみたいで
可愛いですよね。ぜひとも、お買い求めて下さい!
③旧奥の院
奥の院が最初にあった場所に小さなお堂が建っています。
その手前に宝珠が置かれ、お堂を守る様にきつねの
石像たちが立ち並び、凛々しい表情が強く印象に残っています。
きつねの石像が余りにも強く見えたことから
まるでオオカミの群れが宝珠を守っているかの
様にさえ見えました。
皆さまにも、写真からその勇ましさが伝わっているでしょうか?
◎境内のおススメパワースポット
以下リンクで、豊川稲荷境内のお勧めパワースポットをご紹介します。
〇【ゼロ磁場】愛知県豊川稲荷の霊狐塚
↓下記URLのリンクから、豊川稲荷のゼロ磁場スポット「霊狐塚」の記事をご覧いただけます。【最強】ゼロ磁場のパワーが満ちる場所「霊狐塚」
〇【縁結び】愛知県豊川稲荷の本堂
↓下記URLリンクで、豊川稲荷本堂の記事をご覧いただけます。
縁結びにも効果絶大⁉日本三大稲荷、「豊川稲荷本堂」
◎感想
豊川稲荷奥の院を参拝した感想を書かせて頂きます
①薄暗い本堂で浮かぶ希望の兆し
お堂の小さな階段を上がると堂内に照明はなく
薄暗い空間がそこにありました。
どんよりした堂内に立つと少し沈んだ
気持ちになりましたが、ろうそくに灯された
明かりを見ているとハッとさせられました。
眼前の光景から、わたし達の生きる日常が
想い浮かんだからです。
どんな場所、どんな立場でもあっても
生きる上で大変なことは色々あるでしょう。
いくら気を付けても、自然災害や不慮の事件や
事故である「厄」は避けられないですね…。
深く悩み誰かにに相談しても
「大したことない。頑張れ」 なんて言われ
余計に傷付くこともあるでしょう…。
でも、絶望は決してしないで下さい。
辛い毎日であっても、わたしたちをしっかりと照らす
明かりとなる存在がいるのだから。
偉そうな言い方ですが、わたしのブログサイトが
皆さまにとって暗闇に灯る小さな明かりとなれたら嬉しいです。
②わたしの願い
ここで、わたしの持つ願いを綴らせて下さい。
「わたしの持つ願い」、それは病に苦しむ今の自分を
数年前まで元気に過ごしていた当時の自分に近付けること。
このブログサイトを作り始めたきっかけはリハビリが目的でした。
外出し素晴らしい景色を眺める中で気持ちを落ち着かせ
自然や寺社仏閣で感じた事を言語化し文章にまとめる作業を
淡々とこなしていく。
その行いを通じ自分を見つめ直し、自己理解や障がい特性を
深めていく。それがやがて、暗く重い道を抜け出し
社会復帰へと続いていく新しい道のりを築いていく。
主治医の後押しもあり、今回の記事まで続けてこれました。
これら一連のブログ作成作業が、自分のこころを整える
一番の手段であると実感しています。
わたしのブログサイトが100記事に達した時
「わたしの持つ願い」が成就している。
それを夢見て今後も記事作成を進めていきたいです。
同時に、「みなさんの持つ願い」が成就する日を
わたしも楽しみに待っています。
秘密の呪文である「真言」を七回唱え、心願成就を果たしましょう。
◎まとめ
今回お届けしたパワースポット「豊川稲荷奥の院」の記事はいかがでしたか?
真言の言葉など普段は聞きなれないワードもあったかも知れません。
日常生活とはかけ離れた雰囲気が満ちていて
今まで訪れたパワースポットの中でも
群を抜く変わった場所でした。
暗闇にあっても、煌々(こうこう)と輝く
ろうそくの灯から勇気付けられたのは
奥の院に住まうダキニシンテン様がわたし達に
「辛いことが続いても、同時に存在する希望も
忘れずにいなさい」と
教えて下さったからのだと思いました。
本日も最後までお読み下さり
本当にありがとうございます。
また次回のパワースポット記事でお会いしましょう。
◎豊川稲荷奥の院へのアクセスはこちらです。
〒442-0033 愛知県豊川市豊川町1 tel 0533-85-2030
〇自動車使用時の時間・距離と高速利用料金の目安(ETC搭載車で最安料金)
・東京から 3時間35分(281km) 八重洲IC→豊川IC ¥6,780
・名古屋から 1時間9分(77.7km) 丸の内IC→豊川IC ¥2,480
・大阪から 3時間10分(232km) 梅田IC→豊川IC ¥7,690
〇新幹線&公共交通機関を使用時の時間と料金の目安(片道)
・東京から JR東海・新幹線ひかり(東京駅~豊橋駅)
→JR東海飯田線・普通(豊橋駅~豊川駅)→豊川駅→徒歩 豊川稲荷
1時間58分¥9,630(新幹線¥9,420+JR東海飯田線¥210)
・名古屋から 名古屋鉄道本線・特急(名古屋駅~国府駅)
→名古屋鉄道本線・急行豊川稲荷行 (名古屋駅~豊川稲荷駅)豊川稲荷駅→
徒歩 豊川稲荷 1時間17分 ¥1,140(名古屋鉄道・急行料金)
・大阪から JR東海・新幹線のぞみ(新大阪駅~名古屋駅)
→名古屋鉄道本線・急行豊川稲荷行 (名古屋駅~豊川稲荷駅)豊川稲荷駅→
徒歩 豊川稲荷 2時間25分 ¥8,020(新幹線¥6,880+¥1,140)
※駐車場について 境内から徒歩4分の場所に「豊川稲荷大駐車場」が備わっています。
この広大な参拝者用の駐車場は460台分の駐車が可能で
料金は一律500円、利用時間は8時から17時までです。
元々は、学校の敷地であったため、広々とした場所でゆったりと駐車出来ます。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。