癒しのパワースポット油山寺!
静岡県袋井市の絶景に
私たちは涙するでしょう
なかよしブログをご覧の皆さまこんにちは!
いつも記事を読んで頂き、誠にありがとうございます。
初めてお越し下さった方、これからよろしくお願い申し上げます。
今回の記事は、遠州灘三山シリーズの第三弾となる「油山寺」をお送り致します。
リモートワークでパソコン画面と向き合いながら仕事をされてる方々は
目を酷使されていますよね…。
そんな方々に特におススメする、目の保養となるお寺「油山寺」の記事をお届けします。
それでは皆さま、一緒に見ていきましょう!
目次
◎油山寺(ゆさんじ)とは
自然に恵まれ目の保養となるこのお寺とは一体どんなものなのか?解説を致します。
①特徴
真言宗の寺院、油山寺は、静岡県袋井市の自然豊かな小高い山中に存在しています。
この寺院の名前は、寺周辺が油を産出する山であったことから
油山寺(ゆさんじ) と名付けられました。
山門をくぐると、境内には青モミジの新緑と風鈴の景色が参拝者を迎えてくれて
そのみずみずしい色彩は息を吞むほど美しく、インスタ映えスポットとしても最適です。
個人的には、遠州灘三山の中で油山寺(ゆさんじ)の風景が1番好きで
また、本堂までは少し険しい山道を登ることにもなりますので
森林浴をしながらのハイキングも楽しめます!
②歴史
僧侶の行基(ぎょうき)が、大宝元年(西暦701年)にご創建した真言宗の寺院で
薬師如来(やくしにょらい)が本尊です。
この薬師如来(やくしにょらい)ですが、現世の苦しみを取り除く
病役治癒・心の安泰・長寿のご利益をもたらす仏です。
そして、日本国第46代・孝謙天皇が、目の病気を患われた際に
治癒された寺院であったことから天皇からの許し、「勅許(ちょっきょ)」を授かり
朝廷お墨付きの寺院として、勅願時(ちょくがんじ)の位格が付与されました。
それ以来、目の健康・疫病退散(えきびょうたいさん)、「心眼」を開く仏の
寺院として篤信を集めています。
事務仕事に、zoom会議にと、目を酷使する現代人をも救うお寺と言えますね!
◎油山寺の風鈴祭り
寺の正門をくぐり、参道脇に竹製の柵に風鈴が吊るされて
法多山、可睡斎に比べると風鈴の数も少なく控えめな印象です。
しかし、鮮やかな木々の緑と風鈴の絵柄とが見事な美しさを奏でています。
風鈴は音で楽しむものと考えていましたが
油山寺での光景を目にし風鈴のイメージが一新しました。
皆さんもぜひお気に入りの風鈴、お気に入りの角度で最高の写真を撮ってみて下さい!
◎瑠璃(るり)の滝
油山寺が「目の霊山」と呼ばれる由来がこの滝で、奈良時代の
天平勝宝元年(てんぴょうしょうほう)、西暦749年に日本国第46代・孝謙天皇が
目の病気を患われた際に油山寺の本尊(ほんぞん)である
薬師如来(やくしにょらい)に眼病治癒の祈願をされました。
その時に、この瑠璃(るり)の滝で加持祈祷(かじきとう)の儀式を行い
滝の冷水で目を清めた後、病が治まったと伝えられます。
◎白龍の天井
瑠璃(るり)の滝のすぐ脇に、龍堂(りゅうどう)と呼ばれるお堂が建てられ
そこには白龍(はくりゅう)のインパクトある天井画が描かれています。
ちなみに、この「龍」・「ドラゴン」ですが、東洋と西洋とでは捉え方が異なります。
東洋では、【神聖・縁起の良い動物・皇帝や権力の象徴】の
イメージとして畏敬(いけい)の対象ですが
西洋では、【悪の使い・魔の化身・災厄そのもの】として
RPGゲームに出るモンスターのように扱われてきました。
洋の東西で真逆の意味を持ちますが、人間を超越した力を持つ存在である点は変わりません。
◎緑豊かな自然
この山寺に広がる自然林は、一万年前の姿をとどめていると言われる
とても貴重な森林で鳥獣保護区に指定されています。
三光鳥、ムササビ、リスなど鳥獣が多く生息しています。
緑に恵まれた参道を歩いているだけで、木々に囲まれた空間で深呼吸するだけで
日々のストレスから解放されるでしょう。
野鳥の声や川のせせらぎを聞き、ゆったりとした時間を過ごすのもいいですね。
◎風鈴の歴史
発祥地は唐時代の中国で、風鐸(ふうたく)と呼ばれ
仏教文化の浸透に伴い日本にも普及してきました。
科学がまだまだ発展途上であった当時は、疫病や災厄は風に乗って
その土地に運ばれると考えられていました。
風鐸(ふうたく)の音が聞こえる範囲は、災いから人々を守ってくれる
お守りとしての役目を担っていました。
今では、夏の風物詩となった風鈴ですが、音色を聞くと心が落ち着くのは
こう言った歴史をたどっているからなのかも知れませんね。
◎油山寺で感じたこと
水と自然が溢れるこの山寺での所感を書かせていただきます。
①青モミジと風鈴の最高コラボ
この寺院で最も強く印象に残ったものは、何と言っても青モミジと風鈴の色合いの良さで
院内には1000本ものカエデの木が立ち並んでいます。
夏の日差しに負けないほどに鮮烈なモミジの青葉と風鈴が
太陽の光で照らし出される最高の景色が待っていました。
また、秋の紅葉シーズンにはライトアップもされているので
青から赤へと移り行く季節の変化も楽しめます。
皆さまもぜひ、この素晴らしい風景をご覧なさって下さい!
②圧倒的な白竜の天井画
瑠璃(るり)の滝のすぐ脇に建てられた龍堂の天井画はとても見応えがあり
今にも白竜が飛び出して来そうな程です。
この「白竜」ですが、古代中国の神話において天上界の神である「天帝」に仕え
龍の中でも最も速く天を駆け巡る存在として、特別な位置付けとなっています。
また、風水の大切な考えの一つである、五行思想(ごぎょうしそう)では秋をつかさどり
西の方角を守る聖獣で金運や仕事運、そして、結婚運をも向上すると言われています。
風鈴の音色・景色を堪能したら、「瑠璃(るり)の滝」と「白龍の天井」で祈り
素晴らしいご利益にあやかりましょう!
その行いが、仕事の大きな成功や素晴らしい結婚に繋がると嬉しいです!!
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◎まとめ
本日の記事はいかがでしたでしょうか?
豊かな緑と、水に恵まれた風景からも
1300年以上に渡り人々に慕われていることが納得できます。
この美しい風景と出会い、、また日々を生き抜く力を蓄えて頂けたら嬉しいです!
眼病治癒のご利益を持つ油山寺(ゆさんじ)。
空青く晴れて、山生い茂る、まさに「眼の保養」となる
絵葉書のような素晴らしい景色が歓迎してくれます!
最後まで読んで頂いた皆さまが大好きです!本当にありがとうございました!
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
◎油山寺(ゆさんじ)のアクセスはこちらです!
437-0011静岡県袋井市村松1 TEL:0538-42-3633
営業時間 06:00~18:00(※原則一週間この時間ですが、行事等で変更もあり)
〇自動車使用時の時間・距離と高速利用料金(ETC搭載車で最安料金)
・東京から 3時間2分(232km) 八重洲IC→袋井IC ¥6,040
・名古屋から 2時間58分(137km) 丸の内IC→袋井IC ¥3,790
・大阪から 3時間39分(285km) 梅田IC→袋井IC ¥8,650
〇公共交通機関を使用時の時間と料金の目安(新幹線・在来線とバス使用時)
・東京から JR東海道・新幹線こだま(東京駅~掛川駅)→JR東海道在来線(掛川駅~袋井駅)
→51北部循環線バス(袋井駅北口~津島神社「油山寺入口」)
2時間58分 ¥7,870(新幹線¥7,470+JR在来線¥200+バス¥200)
・名古屋から JR東海道・新幹線こだま(新名古屋駅~掛川駅)→JR東海道在来線(掛川駅~袋井駅)
→51北部循環線バス(袋井駅北口~津島神社「油山寺入口」)
2時間2分 ¥5,470(新幹線¥5,070+JR在来線¥200+バス¥200)
・大阪から JR東海道・新幹線ひかり(新大阪駅~浜松駅)→JR東海道在来線(浜松駅~袋井駅)
→51北部循環線バス(袋井駅北口~津島神社「油山寺入口」)
2時間32分 ¥9,330(新幹線¥8,800+JR在来線¥330+バス¥200)
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