星の神がつなぐご縁!
七夕伝説が語られる
名古屋の最強恋愛パワースポット
星神社

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お越し頂きありがとうございます。

本日も恋する素敵な方々にお役立て出来る様な投稿をしていきたいです。
少しの時間だけお付き合い下さい!

皆さまは好きな人がいますか? その人を想い浮かべる時は何をしていますか?

自分は好きな人を想い浮かべる時は 夜中、無意識に空をボーっと眺めていました。
大切な人もこの空が続く場所にいて、同じ様に星空を仰ぎ見ているのかなと。

今回お届けするパワースポットの記事は、そんな「星空」にまつわる内容です!
哀しくも美しい男女の恋物語が始まりとなった恋愛成就の社【星神社】
それでは皆さまと一緒にこの社を見ていきましょう!

◎星神社とは

愛知県の名古屋市西区にある静かな住宅街に鎮座される神社です。
社のすぐ側は庄内川(しょうないがわ)が流れ、可愛い星型の絵馬が境内に飾られています。

とても小さな神社ですが、夫婦円満のご利益や七夕伝説の恋物語が語り継がれ
良縁結びを願う参拝者の心を魅了して止みません。

◎ご祭神

この社に祭られる神は神話に登場する有名な縁結びの神と
星にまつわる三柱の神を祀っています。

〇主祭神・大己貴命(オオナムチノミコト)

縁結びの神・国土創造の神であり別名は大国主神(オオクニヌシノミコト)です。
因幡(いなば)の白ウサギを助けた伝説、素戔嗚尊(スサソオノミコト)の愛娘と
結ばれるため 数多くの試練を乗り越えたことでも知られています。

正に優しさと強さとを兼ね備えた神で、元を辿ると島根県の出雲大社にお祭りされています。 彼は進み続けた道の中で、多くのご縁と出会い、訪れた土地に発展をもたらしたことで
日本全国に大己貴命を祭る神社が存在しているのです。

〇天香香背男神(アメノカガセオノカミ)

日本神話に登場する星の神で、別名はアマノツミカボシと呼ばれ
その発祥は彗星や流れ星を神格化したものでした。

科学が未発達の時代にあって、夜空に突如現れる流星は当時の人々にとって
衝撃的で人間の力が及ばない存在であったと崇められてきたのでしょう。

また、この神ですが、2016年に公開された大人気アニメ映画・小説の「君の名は」にも
題材として用いられていると言います。

大好きな作品で二度三度と見ていますが、作中に登場する「ティアマト彗星」が
この神のモデルであったとファンの間では囁かれています。

〇牽牛星(ケンギュウセイ)

聞きなれた言葉で表わすと、七夕伝説の「彦星(ヒコボシ)」のことです。
天の川を挟んで、織姫(オリヒメ)である織女星(ショクジョセイ)と
夏の夜に強く輝き 英語名では「アルタイル」とも呼ばれています。
わし座の中で最も明るい光を放ち、この社の星伝説に登場する若者です。

〇織女星(ショクジョセイ)

七夕の伝説にも登場する、「織姫(オリヒメ)」のことです。
天の川を挟み、彦星(ヒコボシ)である牽牛星(ケンギュウセイ)と
向かい合い 毎年訪れる七夕の日、二対の神は輝き合います。

英語名では「ベガ」と呼ばれ、こと座で最も明るい恒星で
この社の星伝説に登場する若者に恋をした娘です。

◎星伝説

この社の哀しくも美しい、男女の恋物語「星伝説」を一緒に見ていきましょう。

星神社近くの農村、小田井村(現在の西区上小田井)に一人の若者が暮らしていた。
彼は庄内川を挟んで向かいの田幡村、(現在の北区金城町)に住む娘と
出会い恋に落ちました。

二人は何度も逢瀬(おうせ)を重ね、いつか一緒になると誓い合っていて
その将来に大きな希望を持っていたのでしょう。

しかし、その約束の日に村はかつてない程の豪雨に見舞われます。
その雨量は凄まじく、今までの様に渡し舟で川を移動できなくなり
堤防が決壊しそうなほど増水します。

周辺集落が大混乱に陥る中、娘の身を案じた若者は「恋人はきっと自分を待っている」と
思い、激流の庄内川に飛び込み泳いで渡り切ろうとします。
普段の緩やかな川の流れとは違いその光景は龍が暴れているかの様だったと言います。

「自分を待つ恋人のところに行きたい」、彼はその一心で水の勢いに必死に抗い
娘のもとへ向かいました。

ですが、水の勢いが増すばかりの中、若者は濁流(だくりゅう)に飲まれ
遂に力尽き 娘のもとへたどり着くことは叶いませんでした…。

数日後、娘に届いたのは下流の村あたりに若い男の亡骸が見つかった
という余りにも酷な知らせでした。
娘は悲しみに暮れ、傷心のあまり庄内川に身を投げてしまったのです…。

その事実を知った村人たちが、若者を「牽牛星(けんぎゅうせい)彦星」として
娘を「織女星(しょくじょせい)織姫」として祭り
二人は夜空に輝く星となって輝き合ったと言います。

◎ご利益

次は、星神社のご利益を見ていきましょう。

①夫婦円満

このご利益を星神社の元にもなった、恋物語の主役二人を軸に考えてみました。
氾濫した川に飛び込む行いは、正気の沙汰ではなく
決して褒めらるものでもありませんが

恋人から夫婦になる決意をした若者にしてみれば、当然の行いだったのではないでしょうか?「どんな状況になっても恋人を守りたい」
「そう想わせてくれた人と結ばれたい」
「夫婦となる誓いをした人を守るためなら命は惜しくない」。

若者には、そんな「一縷(いちる)の望みに繋げたい」
愚直なまでの想いがあったのだと考えました。

私たちが生きる日常生活の中では、「命を賭して愛する人を守る」と言った
場面に遭遇する機会は 滅多にないのかも知れません。

とは言え、どんな人もやがては老いて生涯を閉じていきます。
パートナーとなった二人は、いずれどちらかが先に旅立つことになるでしょう…。

旅立つ過程の中で、その別れに立ち会う時
「この人が助かるなら自分はどんな苦しみも耐えられる」 きっとそう思えるでしょう。

若者の覚悟を知ることで、夫婦として生きていけることの有難さを見いだし
パートナーをより大切にしようと心がけていける。
それが、この神社がもたらす夫婦円満のご利益なんだと思います。

②縁結び

夫婦円満のご利益の解説で少し硬くなったので、「縁結び」については
もう少し柔らかくお話をしていきます。

「縁結び」とは、「より良い縁談に恵まれます様に!」と
決まった人がいない時に用いる言葉です。

既に相手がいるのに変な欲を出して、「他の人との縁を望みたい!」 などと
邪(よこしま)な考えで参拝するのは厳禁です!!神様もとてもお忙しくシビアです…。

純粋に良縁を願っている人のために日々動き回っていらっしゃいますので
よからぬ思いで参拝すると、今現在お持ちの縁も良くないものに変わってしまいます…。

恋活や婚活に限らず、就活やビジネスパートナーとの成就も含まれる縁結び。
一人一人が目指す良縁成就のため、前向きに行動していきましょう!
そんな方にきっと縁結びの神たちが、あなたの縁を結んでくれるでしょう!

◎歴史

星神社の歴史は苦難と再生の歴史でもありました。 その道のりを見ていきましょう。

①始まり(平安時代)

創建年代はまだはっきりと分かっていませんが、1100年以上の歴史を持つ神社です。
庄内川沿いに住んでいた当時の人々が、大雨により氾濫していた川を治めようとして
建てられたと言います。

(当時においては、川が氾濫する原因は川に住む龍神の怒りだと考えられていました。
それへの対策として、社を建て、神を祭り、祈りを捧げることで
怒りを鎮めようとしていました。)

②中国から伝承した七夕伝説との融合

大陸の文化が伝来し、日本全国に続々と浸透していき
数ある中の一つが「七夕伝説」で
その影響を受けたのはこの地域も例外ではありませんでした。

庄内川を天の川にみたて牽牛星(ケンギュウセイ)と織女星(しゅくじょせい)の神が
共に祭られロマン溢れる七夕祭りが盛大に催される様になります。
その後、庄内川の氾濫による悲しい物語りが、当地の七夕伝説を生みました。

③戦乱による社殿の焼失(鎌倉時代)

武家が力を蓄えていた鎌倉時代の弘安三年(1,280年)に発生した戦乱に巻き込まれ
社は焼失し、神社は衰退し祭典を執り行えなくなってしまいます。

それから、60年程の時が過ぎ南北朝時代(1,341年)に入ると
公家の右近中将藤原朝臣実秋という人物がこの事実に深く心を痛めます。

彼の尽力により新しく社殿を再建させお祭りが復活し、現在に至りました。
私たちが目に出来る現在の星神社は、そんな苦難と再生の歴史の上に成り立てているのです。

◎星まつり

毎年旧暦の7月7日(現在は8月7日)に七夕祭である星祭は盛大に開催されます。

この祭りは、今から1100年以上前の「仁和年中(885年)」から行なわれる
とても歴史の深い神事です。

夕暮れ時に提灯に明かりがつき、七夕飾りが施された境内で式典が実施されます。
新婚のご夫婦二人が織姫と彦星に扮して、縁結びの神事と縁結び菓子まきを行い
大人には良縁の恵みを、子供達にはスナック菓子の恵をもたらします。

今年の七夕祭りは、こちらで過ごしてみてはいかがですか?
老若男女が笑顔で過ごす祭りの光景を
織姫と彦星が天から見守って下さってくれるでしょう。

◎星神社の絵馬

続いては、星神社の素敵な絵馬を その中から選りすぐりの二つに絞ってご紹介致します。

①星型絵馬

とても可愛い星型絵馬について見ていきましょう

一つ500円で購入し、星をかたどった黄色の木板にぺンで願いを書きます。
その可愛い形から、絵馬の一方には願いを書き
もう一方には顔を描いている人が多いです。

絵馬掛けには参拝者それぞれの想いを込め、世界に二つとない星型絵馬が
風に揺らめいています。

②縁結絵馬

こちらは一つ800円で購入出来ます。
五角形の絵馬に彦星と織姫が手を繋げているイラストが描かれ
中央の星に赤い糸が結ばれています。

一年に一度しか会えない二人を、星と赤い糸が強く繋げているのです。
皆さんは、この絵馬にどんなことを書きたいですか?

◎感想

今回参拝した星神社の感想を書かせて頂きます。

①若者と娘の恋

今まで様々なパワースポットを巡って来ましたが 星神社は外観の美しさと
物語りの哀しさとの落差が一番大きな場所でした。

今現在はとても手入れが行き届いた奇麗なお社ですが、星伝説の元となった
豪雨災害時は地域に凄惨な被害をもたらし 自分たちの想像を絶したことでしょう…。

そんな状況下でも危険を顧みず愛する人のために困難に立ち向かった若者。
自らの命も捨て若者に会おうとした娘。

哀しい結末となっても、彦星、織姫として天空で愛し合う二人の姿から
恋愛の尊さを自分たちに教えてくれている様にも思え
二人は毎年夏の夜、天空で幸せ色に輝き続けているのでしょうね。

②三本のご神木

堤防から鳥居へ続く階段の両脇には 三本のご神木が生えその記述は
江戸の版画絵にも描かれています。

最大のものはムクノキで、幹まわりは4m以上、高さは18m以上にもなり
近くで見てみるとその巨大さに圧倒されました。

陽の光が葉を透き通る光景は 天空で輝く星の様にキラキラしていて
遠い昔からこの地と神社を訪れる人々を見守り続けてくれていると実感しました。

◎アクセスはこちらです!

〒460-0011 愛知県名古屋市西区上小田井1丁目172番地 tel:052-501-2862
〇自動車使用時の時間・距離と高速利用料金の目安(ETC搭載車で最安料金)
・東京から  4時間1分(348km)   八重洲IC→大治北IC ¥7,210    
・名古屋から 19分(10.2km)     丸の内IC→大治北   ¥780
・大阪から  2時間10分(178km)    梅田IC→平田IC   ¥5,530

〇新幹線&公共交通機関を使用時の時間と料金の目安(片道)
・東京から 
 JR新幹線のぞみ(東京駅~名古屋駅)→名古屋鉄道本線・普通岩倉行(名古屋駅→中小田井駅)
 →徒歩 星神社 2時間15分 ¥11,320(新幹線¥10,090+名古屋鉄道本線¥230)
・名古屋から 名古屋鉄道本線・普通岩倉行(名古屋駅→中小田井駅)→徒歩 星神社 26分        
 ¥230 名古屋鉄道本線         
・大阪から  
 JR新幹線のぞみ(新大阪駅~名古屋駅)→名古屋鉄道本線・普通岩倉行(名古屋駅→中小田井駅)
 →徒歩 星神社 1時間30分 ¥6,700(新幹線¥6,470+名古屋鉄道本線¥230)

本日お送り致しました、星神社の記事はいかがでしたでしょうか?
「若者と娘の哀しい愛から生まれた星伝説」

世の中のあらゆる存在は、いつか終わりを迎えてしまいます..。
だからこそ、私たちは自分の出来る精一杯を出し 自分以外も慈しみ
有限な時間を生きていこうとするのでしょう。

「何か最近辛いな…」そう思った時は、空を眺めて下さい!
天空に住まう二柱の神が皆さまの幸せをずっと見守ってくれています!

皆さまも、ぜひこの社に参拝し 良縁を結び、限りある生涯をより良くしていきましょう!

本日も、自分の記事を最後まで読んで下さり、誠にありがとうございます!
また次回の結婚成就パワースポットブログ・なかよしの記事でお会いしましょう!

↓こちらのページリンクからは、「名古屋恋の三社巡り」の内の一社である
「山田天満宮・御嶽神社」の記事がお読み頂けます。
手を取り合い寄り添う可愛い石像に、底知れない縁結びのパワーがあると言う!
この記事を読んだ1カ月以内に運命の人と出会えるかも⁉ぜひお読み下さい!

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