愛知県あま市に存在する幸せの場所
夫婦愛を強めるパワースポット!
萱津神社を解説!
縁結びの最強メディア!なかよしブログにお越し頂き
誠にありがとうございす!
本日も恋愛や結婚成就に有益なパワースポットをご紹介して参ります。
学業にしろ、仕事にしろ、家事にしろ
日々頑張っている中で、ふと孤独を感じる瞬間はありませんか?
「自分の力で出来る事を毎日全力出しているけど、このままでいいのかな?」と。
今回の記事はそう不安に思われた方を
勇気付ける内容となっています。
貴重なお時間を頂き恐縮ですが、ぜひ最後までお付き合い下さい!
目次
◎萱津(かやづ)神社とは
愛知県の北西部あま市に鎮座される社です。
境内には美しいイチョウの木
社の側には春に桜が見事に咲く五条川が流れています。
そして、縁結びのご神木「連理木(れんりき)」が
強力なパワースポットとして自生し
毎年春には良縁祈願のお祭りが開催されます。
また、境内には末社として日本で唯一の
「漬物の神様」を祭る珍しい神社です。
それでは、一緒にこの社が持つ魅力を見ていきましょう。
◎歴史
創建時期は不明ですが、言い伝えによると太古の先住民が
農業に適した豊かな土地を求め、この地に田畑を守る神
神鹿屋野比売神(カヤヌヒメノカミ)を祭ったことが始まりとされます。
事実として萱津(かやづ)神社が鎮座されるあま市は
農耕が盛んな「濃尾平野」に位置しています。
古くは、【草ノ社(かやのやしろ)】
【種の社(くさのやしろ)】と呼ばれており
農作物に深く関連した場所であったことを物語っています。
◎ご利益
次はご利益について解説をしていきます。
①縁結び
この神社が縁結びとして推されている由来は
【縁結びの連理木】から知ることが出来ます。
古代日本における、日本武尊(ヤマトタケル)と
妻の宮簀姫(ミヤズヒメ)の夫婦愛が由来となっています。
ヤマトタケルは父の景行天皇から東国遠征を命じられ
その務めを果たしますが遠征後に伊吹山で負傷します。
満身創痍の状態でこの地にたどり着きますが
傷が深く郷土に戻ることは叶わないかも…と悟りました。
その報告を、夫の帰りを待つ妻の宮簀姫(ミヤズヒメ)に伝えよと
部下に命じ、彼自身も最後の力を振り絞り妻のもとに向かいました。
知らせを聞きいたミヤズヒメは居ても立っても
居られず現地に向かいました。
しかし、ヤマトタケルは伊勢に向かった後で
夫婦の再開は果たせませんでした…。
ミヤズヒメは深く悲しみ、ヤマトタケルは後悔の念にかられます。
この様な悲しみが二度と起こらない様にと祈願を込めて
夫婦に見立てた二本の榊(さかき)を植えました。
その後、この二本の榊は地上から2メートルの位置で一つに連なりました。
これがご神木の「連理の榊(れんりのさかき)」です。
別々に生きることになった、二本の木が長い年月をかけ一つになった。
悲しくも素敵な夫婦愛の物語を表しています。
②五穀豊穣(ごこくほうじょう)
縁結びの他に代表的なご利益が五穀豊穣です。
豊作の神、鹿屋野比売神(カヤヌヒメノカミ)を祭り
濃尾平野の農業を支えて来ましたが
木曽三川(きそさんせん)と呼ばれる三つの河川をまたがる土地柄
水害にも悩まされて来ました。
それでも、人々の努力と知恵、ご祭神の力により現在でも
稲作・花き・野菜・果樹の栽培が盛んで愛知県の農業生産高は
全国第8位の2,949億円(令和元年)にも上っています。
古代から令和の現代まで、この地域で暮らす
私たちの糧をもたらしてきたのです。
◎ご祭神
鹿屋野比売神(カヤヌヒメノカミ)と言いう
あまり聞きなれない名前ですが
イザナギとイザナミが十三番目に産んだ「草」の女神です。
この、「鹿屋(かや)」とは合掌造りで有名な茅葺(かやぶき)屋根に使われる
「茅(かや)」のことで、イネ科の植物で太古の建築物には必須の素材でした。
また、「茅(かや)」は秋の季語でもあり、田畑の肥料、家畜の飼料、燃料など
農村の生活に深く根差した植物であり、農業の発展にも大きく寄与しました。
多用途な植物で繁殖力の強い「茅(かや)」が生い茂る「平野」を
豊かにする神として生まれたのが「鹿屋野比売神(カヤヌヒメノカミ)」なのです。
◎縁結びのご神木、「榊(さかき)の連理木」
萱津神社のシンボルでもあるこの木を詳しくご紹介します。
①そもそも連理木とは
元は2本の樹木の枝が長い歳月をかけ一つに結合したもので
1本の樹木から一旦枝分かれしたものが
再度癒着した状態の木を指します。
寺社仏閣に限らず、自然界で見られるケースもありますがある枝が
別の枝と連なった様が吉兆とされ「夫婦和合」
「縁結び」のシンボルとして崇められているのです。
②終戦後に枯れ落ちてしまった…
前述させて頂いた通り、日本武尊(ヤマトタケル)と
妻の宮簀姫(ミヤズヒメ)との夫婦愛の結晶ですが
第二次世界大戦後の昭和20年代に拝殿を新築し木を移植しました。
ところが、ご神木は残念にも枯れてしまい
木の一部が奉安殿(ほうあんでん)にお祭りされています。
枯れてもなお、縁結びや絆の象徴として
参拝客の心を魅了し訪れる人は後を絶ちません。
互いを想い、一つになった夫婦愛に
多くの人から共感を得ているからなのでしょう。
「離れ離れになっても、またいつか一緒になる」
ご神木が私たちの恋愛にエールを送り続けているかの様でした。
③縁結び祭のお祭り「献榊祭(けんしんさい)」
萱津神社(かやづじんじゃ)で毎年4月の第2日曜日に行われる祭事
「献榊祭(けんしんさい)」は別名「縁結祭(えんけつさい)」とも呼ばれ
「榊(さかき)の連理木」の葉を用いて祈願し諸願が成就すると言います。
厳しい冬を乗り越え、春の田植えシーズンや縁結びを祝うお祭りですが
この祭事が司るものは農業や恋愛に留まったことではなく
学業、仕事、家事など人が生活を営む全ての事柄に
当てはまるのではないかと思えました。
◎日本唯一の漬物を祭る神社
全国的にも珍しい漬物を神として祭る神社ですが、その由来は二つ存在します
①地理的要因
その昔、神社周辺は海に面していました。
古代の人々は畑で採れた野菜と浜辺で精製した塩を神前にお供えしました。
すると、偶然にも程よい塩加減の漬物が出来上がりました。
更に、長期間保存が効く食品となり令蔵庫がなかった当時
漬物は大変重宝されました。
神様にお供えした「野菜と塩」が、食料問題を常に抱えていた
古代に暮らす人たちに貴重な恵みとして還り
「女神からの贈り物」として大変喜ばれたのでしょうね。
②日本武尊(ヤマトタケル)との関係
ヤマトタケルが東征途中に参拝した時に
村人が神社の藪(やぶ)で壺付けにした野菜を献上しました。
彼はその味を絶賛し、「薮(やぶ)に神物(こうもの)」とまで称え
漬物に「神」の字を付けるほど美味しく、漬物のことを「香(こう)の物」と
呼ぶ様になったと言います。
そして、毎年8月21日に「香の物祭」が開催され
日本各地から味自慢の漬物業者たちが集います。
更に、漬物組合では毎月21日を「漬物の日」と制定されています。
縁結びの参拝ついでに、お漬物の味を確かめに行くのも良いのかも知れません。
◎感想
今回参拝致しました、萱津(かやづ)神社の感想を書かせて頂きます。
①見事なイチョウの葉色
この神社の推しは何と言っても連理木ですが
それと同じくらいインパクトがあったものがイチョウの葉でした。
境内の駐車場に車を停め降りると、地面を覆いつくす
鮮やかな黄色の世界が広がっていました。
この風景を見た瞬間、不思議とこれからのことに明るいイメージを持てました。
実際、この黄色には「希望」、「陽気」、「期待」、「幸福」と言った
前向きな意味が込められています。
数ある色の中でも強力な明るさを持ちこの鮮烈な色彩は光を与え活力をもたらす
太陽を思い浮かべる色でもあり、前向きなパワーを頂けたのも納得でした。
良縁結び祈願はもちろんですが、これからに対し不安や心配と言った
ネガティブな感情に気付いたら、この社でパワーチャージして頂きたいです。
参拝を終え帰路に着く時に、皆さまの心に光が差してくるのだと思います。
②新たに生まれた樫(かし)の連理木!
参拝するまでは知らなかったのですが、2014年の5月に樫の連理木が発見されました。
宮司を補佐する役である禰宜(ねぎ)を務める方が、樫の木を枝切りしている時に
高さ2メートルほどの位置で異なる木の枝が結合しているのに気付いたと言います。
自分自身、全く予想していなかったこともあり驚きと共に
嬉しい気持ちになりました。
吉兆をもたらす木が続けざまに誕生しているさまから
全国に約10万社も鎮座される神社の中でも
特別な力が宿っている証なのでしょう。
◎アクセスはこちらです!
〒460-0011 愛知県あま市上萱津車屋19 tel:052-444-3019
〇自動車使用時の時間・距離と高速利用料金の目安(ETC搭載車で最安料金)
・東京から 4時間26分(359km) 八重洲IC→大治北IC ¥6,690
・名古屋から 17分(8.3km) 丸の内IC→大治北 ¥910
・大阪から 2時間8分(169km) 梅田IC→大治北IC ¥4,610
〇新幹線&公共交通機関を使用時の時間と料金の目安(片道)
・東京から JR新幹線のぞみ(東京駅~名古屋駅)→名古屋鉄道本線(名古屋駅→須ヶ口駅)→徒歩 萱津神社
2時間19分 ¥11,280(新幹線¥11,130+名古屋鉄道本線¥230)
・名古屋から 名古屋鉄道本線(名古屋駅→須ヶ口駅)→徒歩 萱津神社
26分 ¥230 名古屋鉄道本線
・大阪から JR新幹線のぞみ(新大阪駅~名古屋駅)→名古屋鉄道本線(名古屋駅→須ヶ口駅)→徒歩 萱津神社 1時間37分 ¥6,910(新幹線¥6,510+名古屋鉄道本線¥230)
今回お送りした萱津神社の記事はいかがでしたでしょうか?
ヤマトタケルとミヤズヒメの悲しくも美しい夫婦愛。
二人の愛が元となり植えられた「榊の連理木」
枯れてもなお、人々を魅了し励まし続けるご神木から
皆さんは何を感じましたか?
このブログに出会えた皆さまは、きっと良縁や素敵なパートナーとの
愛に恵まれるに違いないでしょう。
休日にはぜひ、素直な気持ちでご参拝されてみて下さい!
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました!
また次回の記事でお会いしましょう!
↓この下のページリンクから、もう一つの「連理木」にまつわる記事がお読み頂けます!
名古屋・恋の三社巡りの一社「城山八幡宮」です!
都心の住宅街に鎮座される静かな神社に良縁を叶える不思議な木があると言う…。
この記事を読んだらより良いご縁に結ばれるでしょう!!ぜひご期待下さい!!
※こちらのリンクからは、youtubeで動画版の萱津神社をご覧頂けます!
よろしければ、ぜひ!チャンネル登録とコメントもよろしくお願い致します!
2人の想いが1つになる!恋愛成就のご神木が繋ぐ絆【萱津神社】
https://youtu.be/snP06gRWyRs
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。