幸せのなでうさぎとは⁉
名古屋にある恋愛祈願のパワースポット
大須三輪神社を解説
↓以下のリンクから縁結びのパワースポット「大須三輪神社」を動画版でご覧頂けます!ご視聴とチャンネル登録もよろしくお願いします!
恋愛パワースポットブログなかよしをご覧の皆さま
いつも記事を読んで下さりありがとうございます!
初めてお越し下さった方々、これからよろしくお願い致します。
厳しい冬から温かな春が、そろそろやって来そうですね!
皆さまは、お花見やピクニックに誰と行きたいですか?
嬉しい春、特別な休日は恋人や大切なパートナーとお出かけすると
いつも以上に楽しい時間を過ごせます。
今回の記事では、素敵な皆さまのパートナー探しにお役立てし
既に素晴らしいパートナーがいらっしゃる方々の絆をより深める
パワースポットをご紹介致します。
それは、名古屋市の人気スポット大須商店街に鎮座される「三輪神社」です。
目次
◎三輪神社とは
愛知県名古屋市の中区大須商店街に鎮座される神社で
若者からお年寄りまで幅広い層の参拝客に親しまれています。
後述しますが、縁結びのご神木と、主祭神の使いである
ウサギ達が特徴のとっても可愛いお社です。
ご創建は西暦1,570年、日本では戦国時代に当たる元亀元年で
織田信長の家臣であった、牧若狭・守長清(まきわかさの・かみながきよ)が
生まれ故郷の大和三輪山(現在の奈良県中部)のから
【大国主神(オオクニヌシノカミ)別名・大己貴命(オオナムチノミコト)】を
お迎えし鎮め祭った事が始まりです。
◎ご利益
三輪神社の数あるご利益の中で最も強力なものが「良縁結び」で
主祭神の大国主神が縁結びの神であることから
参拝者の多くが素敵な良縁を結ぶために訪れています!
この項目では、「縁結び」について見ていきましょう。
①縁結びの赤い糸
三輪神社の本殿横には「良縁を縁ぶ赤い糸」が100円で購入出来るので
縁結びのご神木に吊るし、木に手を当て祈りを捧げましょう。
「赤色」は何かと恋愛や結婚にまつわる色であり
別の言葉で朱色(しゅいろ)と表現されます。
神道においてもこの色は特別な意味を持ち、鳥居や
神社の柱も朱色に塗られるケースが多く用いられます。
この色の原料は「辰砂(しんしゃ)」と呼ばれる硫化水銀の鉱物で
毒性を持つことから、強い魔除けの力を持つと考えられ
寺社仏閣の建造物に利用されてきました。
また、この「辰砂(しんしゃ)」は別名、賢者の石とも呼ばれ
使い方次第では鎮静作用のある漢方薬の原料にもなります!
信仰から実生活まで古くから人々を支えて来ました。
②縁結びのご神木
ご神木である「縁結びの木」は、樹齢450年の「楠(くすのき)」です。
「くすのき」の語源は「薬の木」とも言われ
病や害虫から守る神聖な木と崇められてきました。
自分が参拝した時も、この樹木から気持ちの良い神々しさを感じました!
それは戦国時代の乱世で生きる人々も同じであったのでしょう。
皆さまも本殿で参拝後は、縁結びの赤い糸をくくり、木に手を当て祈りましょう。
ご神木から脈々と続く縁の力で大切な人との毎日が幸せに彩られます。
◎主祭神について
大須・三輪神社の主祭神であり、縁結びの強力なご利益を司る「大国主神」が
どの様な神で、何を成してきたのかを三つにまとめ見ていきましょう。
①直向きな愛情
大国主神は荒ぶる神である素戔嗚尊(スサノオ)の愛娘
須勢理毘売命(スセリヒメノミコト)と恋に落ちます。
しかし、スサノオは二柱の結婚を認めず大国主神に数々の試練を与えます。
一度目は「蛇がたくさんいる寝室で過ごす」
二度目は「ムカデとハチがたくさんいる寝室で過ごす」と言うものでした。
困難な試練でしたが、スセリヒメの助力もあり達成出来ました!
それでも結婚を認めないスサノオから逃げる様に
大国主神とスセリヒメは駆け落ちをしました。
当初は頑なだったスサノオも試練を乗り越えた大国主神の功績を称え
「この国の王になれ!」と命じ 【葦原中国(あしはらなかつくに)・日本の国土】
を譲り渡し遂に結婚を許しました。
大国主神が縁結びの神として人々から慕われる理由が
「愛する者のためならどんな苦労もいとわない」姿勢と
その生き様を目にしたスセリヒメの献身的な愛があったからなのでしょう。
②国土開拓の偉業
大国主神はスサノオから譲り受けた、葦原中国(あしはらなかつくに)の
開拓事業を必死に執り行いま。
持ち前の優しさと、強さと、知恵を活用し
立派で美しい国へと発展させるため尽力しますが、困難も付きまといました。
八十神(やそがみ)と呼ばれた多くの兄たちから 疎まれる事もあったからです。
しかし、そんな状況に屈することなく、見事に国づくりの大事業を成し遂げました。
大神主神はその最中に農耕・漁業・医療、殖産と、私たちが生きる上で必要な
多くの人々に知恵を授け救いを与えました。
③因幡(いなば)の白ウサギ
大国主神の「思いやり・優しさ」を象徴する逸話の一つが
因幡(いなば)の白ウサギ伝説です。
離島に住んでいたウサギは、海を渡り対岸に行きたいと願っていましたが
渡る方法がなくウサギは悪知恵を働かせました。
海に住むサメに、「サメとウサギ、どちらの数が多いか比べよう!」と持ちかけ
サメたちを島から対岸へ並ばせ、背中の上を数を数えながら走って行きました。
最後のところでウサギは「君たちはだまされたのだ!」と言ってしまい
怒ったサメに毛皮を剥がされてしまいます。
痛みに耐えられず泣いていると、大国主神の兄弟たち「八十神(やそがみ)」がやって来ました。 彼らは「海水を浴びて風に吹かれると痛みが取れると」と嘘を教え
ウサギの怪我は悪化します。
八十神の荷物持ちをさせられ、後からやって来た大国主神が
「真水を浴びて蒲の花粉を体に塗せば治る」と ウサギに教えます。
その言葉通り実行すると、見事にふさふさの毛皮に戻りました。
回復したウサギは大国主神の助言に感謝し、同時に今回の発端を作った
自分の行いを深く反省しました。
そしてウサギは大国主神の使いとなり、「あなたはやがて美しい女神と結ばれる」と
予言し 大国主神は素敵な伴侶と結ばれました。
ウサギに意地悪をしていた八十神たちは誰からも相手にされず
その八十神たちに苦しめられながらも、優しい大国主神は幸せな結婚を成し遂げました。
どんな状況でも他者への厚意を忘れずに、諦めず頑張っていると
望ましい環境が作られることを物語っています。
ギスギスした現代では「綺麗事じゃないの?」と感想を抱く方がいるかも知れません。
だとしても、思いやりの心を持ち人に接すると、必ず幸せな結末が待っている。
この逸話で際立つ大国主神の「優しさ」にとても魅力を感じませんか?
八十神たちの荷物を背負わされ、辛い状況下にあっても
困っているウサギを助けてあげました。
ウサギに意地悪をしていた八十神たちは誰からも相手にされず
優しい大国主神が幸せな結婚をした結末から
どんな状況でも他者への厚意を忘れずにいると
望ましい環境が作られることを物語っています。
◎ウサギにまつわるパワースポット
ここからは、縁起の良い動物でもある境内のウサギ達に焦点を当てましょう。
①幸せのなでウサギ
本殿の正面右でポーズを取るウサギの石像です。
高いジャンプ力が運気を上げ、長い耳が福を招いてくれて
参拝前にウサギをなでると、その効果が更に向上すると言います。
石の材質がツルツルしていて、なで心地がとても良いので
ご利益目当ての参拝者以外にも、なでウサギの手触りを楽しみに来る方も多く
行列が出来る日もあるそうです!
②ウサギ絵馬
神社でお馴染みの絵馬は五角形が一般的ですが
三輪神社の絵馬はウサギ型でとても可愛らしいです。
普段は真剣な面持ちで絵馬に願いを書こうとしますが
その愛くるしさに、思わず笑みが零れてしまいます。
皆さまは、どんな願いを書きたいですか? その願いを誰に届けたいですか?
少しでも気になった方は、この絵馬に皆さまの 本当の気持ちを綴ってみましょう!
③ウサギ手水舎
境内に入って右奥に手水舎があります。 こちらも愛らしいウサギの石像で
水が流れる筒を担いでいる様は七福神の大黒様を連想させます。
こちらで手を清め禊(みそぎ)を済ませると縁結びはもちろん 出世開運
金運UPにも繋がるそうです!
④ミッフイー型のおみくじ掛け
三輪神社は、おみくじ掛けまでもがウサギです。
既視感があり、よく見みるとミッフィーの形でした!
戦国時代から続くお社にポップなデザインが違和感なく融合し
私たちの心を和ませてくれます!
一瞬だけある製パンメーカーとのコラボなの⁉と見まがいました。
◎大須商店街とは
三輪神社が鎮座される大須商店街について解説していきます。
始まりは名古屋城が築城された西暦1,612年(慶長17年)で 名古屋市の都心部
中区にあり中部地方で一番活気のある商店街です。
東西700メートル、南北500メートルの範囲に約450店舗がひしめき合い、グルメ
ショッピング、ファッション、演劇、セレクトショップまで立ち並びます。
戦後の1,960年代は栄地区の発展に伴い衰退の兆しが見えました。
しかし、地下鉄の拡張工事やアメ横ビルが建ち人の往来が増加し
アクセスのしやすさから、更に人が人を呼ぶ形となったのです。
休日は若者の姿が多く賑わいを見せています。
お祭りやイベントも頻繁に開催されるので、幅広い楽しみ方が出来る
お勧めのスポットです!
◎感想
この社を参拝した感想を書かせて頂きます。
①縁結びの意味
「縁結び」の言葉は男女・パートナーの間柄だけに留まりません。
人が成長する過程で出会う「学び」や、人が糧を得るための「仕事」も含みます。
ここからは話を飛躍し過ぎかもですが、人と他の生物、生きるもの全てが
共存共栄するための 尊い繋がりのことでもあるのだと自分は考えています。
日本が持つ悠久の歴史で、神々は先人たちのあゆみを見守り続け、ご縁を結んで来ました。
大国主神が祭られる社に参拝し、素敵なご縁がもたらされるのは
私たちのご先祖様が私たちの幸せを願い、その力を送ってくれていることも
関係しているのだと考えました。
頂いたご縁を大切にして、それを周りの人にも繋げていけると素晴らしいですね。
その行いが巡り巡って良い循環をもたらすのです。
喜びや楽しみを2倍、3倍に増やせられたら
苦しみや悲しみはひたすら半減していけるでしょう!
②ウサギ探し
とても小さな境内ですが、灯篭や切り株、砂利の上と至る所にウサギが見つかります。
何の気なしに視線を変え、その先に佇む可愛いウサギと目が合うことが多々ありました。
可愛いウサギ達が何羽いるか数えてみるのも楽しいと思います!
春夏秋冬でウサギの置物を変えているので、シーズン毎に違った表情を見せ
私たちを楽しませてくれます!
◎アクセスはこちらです!
〒460-0011 愛知県名古屋市中区大須3丁目9−32 tel:052-241-7468
〇自動車使用時の時間・距離と高速利用料金の目安(ETC搭載車で最安料金)
・東京から 4時間6分(344km) 八重洲IC→白川IC ¥7,580
・名古屋から 12分(2.9km) 名古屋市役所から下道 ¥高速料金なし
・大阪から 2時間13分(174km) 梅田IC→白川IC ¥5,530
〇新幹線&公共交通機関を使用時の時間と料金の目安(片道)
・東京から JR新幹線のぞみ(東京駅~名古屋駅)→JR中央本線(名古屋駅→金山駅)→名古屋市営地下鉄(金山前駅→上前津駅)→徒歩 三輪神社 2時間10分 ¥11,510(新幹線¥11,130+JR中央本線¥170+名古屋市営地下鉄¥210)
・名古屋から 名古屋市営地下鉄・東山線(名古屋駅→栄駅)→名古屋市営地下鉄・名城線(栄駅→上前津駅) →徒歩 三輪神社 15分 ¥240(名古屋市営地下鉄)
・大阪から JR新幹線のぞみ(新大阪駅~名古屋駅)→JR中央本線(名古屋駅→金山駅)→名古屋市営地下鉄・名城線(金山前駅→上前津駅)→徒歩 三輪神社 1時間20分 ¥6,890(新幹線¥6,510+JR中央本線¥170+名古屋市営地下鉄¥210)
今回お送りしました「大須・三輪神社」の記事はいかがでしたか?
雲一つない快晴の昼間に参拝し、太陽の光にウサギ達が映えて
心がとても清らかになりました!
このブログを見て下さる皆さまと繋がれたのも
大国主神のご縁があったからなのでしょう!
また大須で買い物をする時にも参拝したいと思いました。
皆さまも、名古屋を訪れる機会がございましたら、ぜひご参拝なさって下さい!
それでは、また次回のブログでお会いしましょう!
↓こちらのリンクからは、京都の縁結びウサギ神社の記事をお読み頂けます。
境内を埋め尽くすウサギみくじの人形たち!
この記事を読んだら恋愛熱、結婚へのモチベーションがどんどん上がっていく事でしょう!
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