ご利益は玉の輿!?
愛知県常滑市のパワースポット
尾張多賀神社のスピリチュアル空間
パワースポットブログなかよしにお越しのみなさまこんにちは!
猛暑続きの今年の夏いかがお過ごしでしょうか?
夏休みを迎える学生の方々も、お盆休みで束の間の休息を取られる方々も
一年で一番元気な季節の夏を有意義に過ごしたいですよね!
今回の恋愛パワースポットは、「玉の輿」に特化した縁結び神社
愛知県の常滑市(とこなめし)の「尾張多賀神社」をお届けします!
「玉の輿に乗りたい!」一度はそう頭に浮かんだ方がいるかも知れません
この記事が、一発逆転の縁結びの切っ掛けになると嬉しいです!
それでは、本日も一緒に参拝していきましょう!
目次
◎尾張多賀神社とは
まず、このパワースポットとはどの様な場所なのでしょうか?
愛知県の西部に位置する知多半島に常滑市と言う海沿いの町があり
のどかな風景の道路沿いに鎮座されています。
青々とした木に囲まれたお社ですが、「おがたまの木」と言う
愛知県が指定する天然記念物です。
総本社は滋賀県多賀町に鎮座され、日本全国に239社を分社し
人生を花開かせる出会いのご利益をもたらしてくれます。
◎ご利益
多賀神社のご利益はどのようなものなのでしょうか?
①玉の輿
ご祭神の木花咲耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)は地上の女神でしたが
天界の男神であるニニギノミコトにお嫁入します。
神の世界にも階級は存在しましたが、それを超えたご結婚は初で
参拝者に玉の輿のご利益がもたらされる伝説が完成しました。
サクヤヒメの持つ美しさは凄まじく、地上界のみならず
天界でも大きな話題になっていました。
そんな中、天界の神の中でも特に高貴な神であるニニギノミコトは
彼女を見初め地上から天界に嫁がせたのです。
この歴史から、強い「玉の輿運や上昇運」を参拝者に与えて下さると
言い伝えられる様になったのです。
恋活や婚活をされる方の中にも玉の輿に憧れを抱く方もいると思います
この社を参拝し、その願いをぜひ叶えて下さい!
②災難厄除(さいなんやくよけ)
イザナギノミコトが祭られ災害や日常で起こる厄を退けてくれます。
常滑市は海沿いの地域で昔から台風や高波の被害にさらされて来ましたが
同時に自然の恵みも受けて来ました。
人間の力を遥かに超えた大自然の存在をおそれ敬い
災害と共に生きる宿命を負った日本にとって、この社が持つ重要性を改めて感じました。
「近頃なんかついてないかな?」と思った方も、尾張多賀神社で参拝されてみませんか?
生活をする上でのちょっとした厄も払ってくれることでしょう!
◎鳥居から本殿へ
多賀神社のご神域に足を踏み入れていきます
①一の鳥居
農園と住宅街に囲まれる形でこの社は建ち
鳥居のすぐ後ろには、境内へ向かう階段が続いています。
木や土の香りが辺りを漂い、階段を一歩登るたびに自然が強く感じられました。
②狛犬(こまいぬ)
階段を登り終えると、御馴染みの狛犬たちがお出迎えしますが
実はこの狛犬正確には左右で呼び方が違ってきます。
正面に向かって左側が通常の「狛犬」で、右側は「獅子(しし)」と呼ばれています。
その起源は現在の中東地域である、古代オリエントで
そこから中国大陸→朝鮮半島を経て伝わりました。
口を開け威嚇する個体もあれば、前足に子狛犬が戯れている可愛い個体も存在し
個性的でユニークですよね!
③砂利道
砂利道を進むと右手に、赤い登り旗が連なっています。
木々の緑と、赤い旗とのコラボレーションが美しいです!
神社でよくみかける「赤色」は、魔除けの意味も込められ
参拝者の運気を上げ、邪気を下げてくれます。
神社を訪れた後、「調子が良いかも?」と実感する人が多いですが
それも、この赤色が関係しているのでしょう!
④手水舎のカニ
神社でよく見る手水舎ですが多賀神社ではカニが出迎えてくれます。
なぜカニがいるのか?と言うと、この社の起源をさかのぼる必要があります。
西暦1621年(元和7年)に僧侶の正元山伏が、多賀神社の総本社である滋賀県から
この地域に神様を移す時、カニが背中に乗っていたことが始まりとなっています。
また、カニをスピリチュアルの側面から捉えると ハサミが災いや邪気を切り断ち
幸運を招く縁起の良い生き物なのです。
カニは宴席やおせち料理でも出で来る御馳走ですね!
ありがたく頂き幸運を取り込みましょう!
⑤本殿
手水舎で清めを終え、いよいよ本殿が見えて来ます!
三つの神が祭られ、正面右側から
多賀神社「伊弉諾尊(イザナギノミコト)」
富士浅間神社「木花咲耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)」
山神社「大山祇命(オオヤマヅミノミコト)」
上記の三柱がお祭りされて、最も古いものが
コノハナサクヤヒメノミコトを祭る富士浅間神社です。
◎ご祭神
多賀神社に、祭られる三神を見ていきます
○木花咲耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)
縁結びと玉の輿の神で、神話の時代に地上の神として初めて
天界の神にお嫁入を果たしました。
あの、天照大御神(アマテラスオオミカミ)の孫である
瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)が一目惚れし妻となりました。
日本神話の中でも特に美しいと呼び声が高い女神で「美人薄命」の言葉が存在しますが
悲しいことに、その生涯は短いものだったようです…。
生涯を閉じるまで、三柱の御子を産み 長い日本の歴史を形作っていきました。
○伊弉諾尊(イザナギノミコト)
日本で始めての夫婦となった男神で、特徴として挙げられる一つ目が
歴史上はじめて禊(みそぎ)をされた点で
厄除(やくよけ)の神としても人々から頼りにされています。
特徴の二つ目が、妻のイザナミと共に「家の神」、「海の神」、「火の神」など
自然を形作る多くの神々を産み出した点です。
最終的には天照大神(アマテラス)、 月読命(ツクヨミ)
須佐之男(スサノオ)の三神が産まれます。
イザナギは子たちに世界を3つに分割統治するよう命じ
日本草創期の壮大な歴史物語が始まりました。
○大山祇命(オオヤマヅミノミコト)
山の神で、イザナギとイザナミを両親に持ち娘はコノハナサクヤヒメノミコトです。
山がもたらす多くの恵みになぞらい 商売繁盛や金運向上のご利益をもたらし
また、「酒造の神」、「郷土を守る軍神」としても逞しさに満ちています。
この社に女性参拝客が多いのも、オオヤマヅミノミコトの
男気に惹かれているからなのかも知れません!
◎歴史
尾張多賀神社はどの様な歴史をたどって来たのでしょうか?
この社の案内によれば、大永7年(西暦1527年)に
コノハナサクヤヒメノミコトを祭る富士浅間社が再建された記述があります。
その後、元和7年(西暦1621年)で、山伏の正元が現在の滋賀県にある
近江の多賀神社から勧請(かんじょう)され現在の形になりました。
また、彼の背中にカニが乗っていたことが尾張多賀神社に
カニをモチーフにしたものが多い由縁となっているのです。
それ以降は、縁結びや玉の輿をご利益とする
恋愛パワースポットとして人々に浸透していきました。
◎見所
玉の輿のご利益はインパクトがありますが、他にも見所は多く存在します
①ご神木
本殿と社務所の間にご神木が立ち「オガタマノキ」と呼ばれ
愛知県の天然記念物にも指定されています。
春には白紫色の花が咲き、朱色の実が育ちます。
新しいスタートに相応しい鮮やかな色を目に出来るでしょう!
「オガタマノキ」は漢字では招霊木と書き、古くから神前に供えて
神霊を招く祭事に活用されてきました。
ご神木に手を触れ、目を閉じると…神の力を感じられた様に思えました。
これからの日々を前向きに生きる活力を頂きましょう!
②半蔵坊(はんぞうぼう)
二の鳥居から本殿の間にある砂利道脇の社には
伝説の人物である半僧坊(はんぞうぼう)が祭られ
窮地に陥った人を救うご利益がもたらされると言います。
その由来は、静岡県の臨済宗寺院の方広寺に勤める
無文元選(むもんげんせん)禅師との関りがあります。
彼が中国での修行を終え帰国する途中 東シナ海で台風に遭遇し
船が難破する危険に直面しました。
危機的な状況で、彼は一心に観音経(かんのんきょう)を読んでいると
袈裟(けさ)をまとった鼻の高い人型の存在が現れます。
その存在は「禅師が中国で修行した正法を日本に伝播させるため
無事到着させる!」と叫び船頭を指揮し船を日本に向かわせました。
このお陰で彼らは無事に嵐の海を乗り越え、博多に帰港できました。
その後、彼がこの方広寺に到着した時、この異人が再び現れ
禅師の弟子となりたいと直訴したと言います。
その存在を見た禅師が「半(なか)ば僧にあって僧にあらず
姿が僧のようであって、完全な僧の姿をしていない)」 と言い表したことで
「半僧坊」と名乗るようになりました。
どんなに絶望的な状況でも、自分が培った力をフルに出し切れば
奇跡が起き救われることもあるのだと、この伝説は物語っているのでしょう!
◎玉の輿について
シンデレラストーリーとも呼ばれる「玉の輿」ですがその由来は江戸時代に遡ります。
京都の八百屋の次女お玉が、第三代将軍の徳川家光に見初められ
側室(そくしつ)と言う一夫多妻制時代の奥さんの一人になります。
お玉は、輿(こし)と呼ばれる人を乗せて人力で運ぶ乗り物で
京都から江戸まで500キロ弱の道のりを移動しました。
それが、「玉の輿」の由来となりました。
身分違いの恋でしたが、江戸城内での激しい権力争いを生き抜き
お玉は後に桂昌院(けいしょういん)と呼ばれ
第五代将軍の徳川綱吉の生母となったのです。
◎知多半島のお勧めパワースポット
この章で知多半島の大人気スポットを紹介します
〇インスタ映えする白亜の灯台
↓下記URLから、知多半島の「野間埼灯台」の記事をお読み出来ます。
【恋人の聖地】絵葉書の様な美しい白亜の灯台とは?
〇天空に鎮座するパワースポット
↓下記のURLで、知多半島に鎮座する「荒熊神社」の記事を掲載してます。
【天空の神社】絶景に建つ荒熊神社に人々は感動を覚えた。
〇シンデレラストーリーの神社
↓下記のリンクで、知多半島にある「尾張多賀神社」の記事をご覧頂けます。
【玉の輿のご利益】この記事を読めば最良のパートナーと結ばれます。
〇恋の泉が湧き出る神社
↓下記のURLリンクで、知多半島に建つ「恋の水神社」の記事を掲載してます。
【縁結びの神】農道に建つ小さな恋の神社です。
〇子供を守るパワースポット
↓下のURLから、知多の半田市に鎮座する「神前神社」の記事を載せています。
【子供を守る神】生まれたことに感謝が出来るパワースポットとは?
◎感想
尾張多賀神社を参拝した感想をお伝えします
尾張多賀神社は密かに参拝したい人向けです。
知多半島の住宅や田畑に囲まれ駅やバス停もなく車以外では
アクセスしにくい場所に存在します。
その分、知る人ぞ知る、「玉の輿」と「縁結び」のパワースポットとして
人目に付かずに参拝したい方向けだなと思いました。
ゴリゴリに想いを寄せる恋もあれば、心にそっと温めておく恋もあるでしょう。
恋愛も攻めもあれば、守りもありますが
どちらかが良い正しいなんてことはありません。
自分自身のペースで、自分自身の在り方で、自分自身が望む幸せの形を
追求していけば良いのだと思いました。
本日お送りしました、玉の輿の恋愛パワースポット「尾張多賀神社」の
記事はいかがでしたか?
私たちが運命の人と出会い、結ばれる先に一体どんな将来が待っているのか?
コノハナサクヤヒメとイザナギが私たちの幸せな毎日を
送れるように力を与えて下さっているのでしょう!
世の中にたくさんあるブログ記事の中から
わたしのブログを最後まで読んで下さってありがとうございます。
また次回の恋愛パワースポットブログでお会いしましょう!
◎アクセスはこちらです!
〒479-0805 愛知県常滑市苅屋字洞ノ脇11 Tel:0569-34-2086
〇自動車使用時の時間・距離と高速利用料金の目安(ETC搭載車で最安料金)
・東京から 4時間37分(363km) 八重洲IC→武豊IC ¥8,290
・名古屋から 46分 (47.4km) 丸の内IC→武豊IC ¥1,350
・大阪から 2時間38分(200km) 梅田IC→武豊IC ¥7,110
〇新幹線&公共交通機関を使用時の時間と料金の目安(片道)
・東京から JR東海・新幹線のぞみ(東京駅~名古屋駅)→JR東海在来線(名古屋駅~武豊駅) →タクシー(武豊駅~多賀神社)
3時間 ¥14,670(新幹線¥11,500+JR東海在来線¥770+タクシー¥2,400)
・名古屋から JR東海在来線(名古屋駅~武豊駅)→タクシー(武豊駅~多賀神社)→タクシー(武豊駅~多賀神社)
1時間13分 ¥3,170(JR東海在来線¥770+タクシー¥2,400)
・大阪から JR東海・新幹線のぞみ(新大阪駅~名古屋駅)→JR東海在来線(名古屋駅~武豊駅) →タクシー(武豊駅~多賀神社)
2時間31分 ¥9,940(新幹線¥6,770+JR東海在来線¥770+タクシー¥2,400)
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