長野県の最強インスタ映えスポット!色鮮やかな自然が歓迎する「阿寺渓谷」
なかよしブログをご覧の皆さま、こんにちは
サイトにお越し下さり誠にありがとうございます。
暑い夏の時期も明け、少し寂しい秋の季節がやって来ますね。
リモートワークに自粛と、心が塞ぎがちな毎日を送っていませんか?
その気分を少しでも晴れやかにする、おすすめの方法があります。
それは、エメラルドグリーンの水が流れる、【阿寺渓谷(あてらけいこく)】へ
日帰りドライブに行くことです。
この場所は「一生に一度は見てみたい風景」とも呼ばれ
木々の緑と、色鮮やかな川の水が訪れた方々に強い感動を与えます。
今回の記事では、「阿寺ブルー」の異名を持つ、絶景の阿寺渓谷にフォーカスします。
ぜひ、最後までお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます!
それでは、一緒に見ていきましょう!
目次
◎阿寺渓谷(あてらけいこく)とは
長野県の南西部に位置する、木曽郡大桑村(きそぐんおおくわむら)の清流で
一級河川の木曽川支流である阿寺川(あてらがわ)の流れる渓谷です。
近年では、SNSが世代を超え浸透したことで、多くの方々に知り渡り
渓谷の入口からキャンプ場まで6.3キロの道程が続き
休日のレジャーを楽しむ人で賑わいをみせています。
夏のシーズン中は渋滞が頻発し、車両の通行規制までされる
大人気の阿寺渓谷(あてらけいこく)が放つ魅力の数々をご紹介していきます。
①エメラルドグリーンの水
阿寺渓谷(あてらけいこく)の魅力で真っ先に挙げられるものが
このエメラルドグリーンに輝く川の水です。
川底まで澄んで見える水に絵の具が溶け込んだような色合いで
太陽の光の差し具合により濃淡も変化します。
その水景から吸い込まれるような不思議な魅力が漂い、一番の絶景ポイントである
つり橋下の川辺で、直接水につかることも出来ます。
自分も初めて見た時は、その水の美しさにとても驚き、まさに宝石の様な輝きでした。
②ハイキング&サイクリングにも最適
夏のシーズン中はシャトルバスで峡谷に行くことができますが
一般車は通行規制がかかります。
ただし、徒歩や自転車ならば入口からでも中に進められ
二回目に自分が訪れた時は、気になる女性と折りたたみ自転車を2台車に載せ
「フォレスパ木曽」と言う宿の有料駐車場に車を停め
1.8キロ先の渓谷入口まで自転車で向かいました。
入口から渓谷を通る道は6.3キロの坂道で、天候の良い夏の時期は汗だく必至です。
着替えの用意や、暑さ対策をしっかりした上で出かけましょう。
登り坂は大変でしたが、下り坂を走らせる時は風がとても心地良く
お連れした女性の笑顔が嬉しかったです。
水と山の木々に恵まれた阿寺渓谷(あてらけいこく)で
ハイキングやサイクリングをしてみてはいかがですか?
それもまた、素晴らしい休日を過ごす方法だと思います。
③美顔水
峡谷のキャンプ場に湧き水があります。その名も「美顔水」です。
阿寺渓谷の深い森の岩間から湧き出た、長野県の名水にも選ばれています。
「美含水」の由来ですが、江戸時代に山を管轄していた尾張藩役人の奥様が
この冷水で洗顔したところ色白美人になったと!その言い伝えが現代に残っています。
夏場にキャンプ場まで到達する時には汗だくでしょう…。
身も心もスッキリしたい時はこの湧き水で顔を洗い心地良い水の冷たさに触れましょう。
女性の素敵な笑顔がより鮮明に現れるでしょう。
④紅葉シーズンにも最適!
阿寺渓谷は秋の時期も強くおすすめです!
カエデ、マンサクと言った木々の葉が、赤、黄色と鮮やかに
色づく素晴らしい風景も楽しめます。
今年2021年の見ごろは、11月の初めから、2週間くらいが目安となります。
インスタ映えを狙うも良し、秋の雰囲気を味わうも良し
紅葉の見事な色彩を感じましょう!
⑤キャンプ場
阿寺国有林内にひっそり存在し、渓谷の清流を感じながら、川遊び、魚釣り
ハイキングなどキャンプを満喫できます。
ご家族や恋人と、大自然を存分に味わいましょう!
キャンプ場利用者は、駐車料金を払えば夏季でも入口から車両で通行が出来ます。
キャンプ場利用時の料金は以下の通りです。
〇入場料金
(大人)600円 (小学生以下)200円
〇宿泊料金
(川側)1泊4000円から
(山側)1泊4000円から
(少人数)1泊3000円から
〇備品のレンタル・購入料金
貸テント(1張り)2000円・(張代金)1000円、テーブル、500円 椅子、200円
貸タープ(1張り)1000円 ハンモック(1人分)700円 毛布1枚、500円 ランプ電池付、500円
コンロ、1000円(アミ・トング・鉄板・火ばさみもセット)まき1束、700円 炭1箱3kg、700円
電動自転車、半日1000円 1日2000円…etc
◎川色が青や緑に見える理由
この渓谷の最大の魅力、阿寺ブルーがなぜこのように見えるか?と言うと
水の分子が太陽から届く波長の長い光(赤や黄の色)を吸収するからです。
これらの色の光が吸収されると、波長の短い光(青や緑の色)が水中に散乱し
水面に映し出され水がシアン系(青や緑の色)に見える仕組みになっています。
更に、透明度の高い水であるほど青く見えやすく
深水があるほど青色は濃くなっていきます。
上記のような理由+阿寺渓谷が持つ本来の水質の良さが相まって
美しい水景が誕生するのです。
◎日本遺産に認定された
西暦2016年(平成28年)4月25日に【木曽路はすべて山の中〜山を守り山に生きる〜】
と言うタイトルで26番目の日本遺産に認定され、阿寺渓谷も含まれています。
日本遺産とは、地域の特色や歴史的魅力を通じて日本の自然・文化・伝統を
語り継ぐストーリーとして文化庁が認定したものです。
地域が主役となってそれを活用し、国内外へ発信することを通じ
地域ブランドの確立と観光集客の拡大を図り、地域活性化を目的とした観光事業です。
コロナ禍を克服し、観光事業が復活する息吹(いぶき)をもたらしてほしいです。
◎阿寺渓谷(あてらけいこく)での感想
①心洗われる水の風景
自然散策路などのトレッキングで滝や、奇岩などの迫力ある景色を楽しめますが
この場所に行って良かった!と思える理由は何と言っても
エメラルドグリーンに輝く水の美しさです。
吊り橋の下へ降りると、水深の浅い川辺が広がっていて
夏場のシーズンには川遊びをする多くの方で賑わいをみせます。
川底まで透き通るような水を両手にすくうとヒンヤリとした冷気が全身に伝わります。
空を見上げると、陽の光が木々の若葉を照らし視界に飛び込む全ての自然が
光沢を放っていました。
現在では有名になり過ぎて、人の多さに戸惑う状況です…。
阿寺ブルーの風景を節度を持ち楽しみましょう。
自分もその景色と川音に魅了され時間を忘れ、ただボッーと眺めていました。
朝10時に川辺に降りましたが。日が陰りだすのに気付き時計を確認したら
夕方16時半を回っていました。
夏のレジャーシーズンを外し、秋だったこともあり人影もまばらで
ゆったりとした時間が流れていました。
自然の中に身を置き、美しい阿寺渓谷の風景に溶け込むという
とても贅沢な6時間半を過ごせました。
②とても残念なゴミ問題
渓谷入口沿いの川辺でBBQ後の廃棄物(主にペットボトルや空き缶)が散乱し
美しい自然が台無しにされていました。
地元の人が片付けをしていましたが、見かねて自分たちも協力させて頂きましたが
現在では渓谷入口の川辺でのBBQが禁止されています…。
レジャーと環境保護の両立は、どの場所でも大きな課題となっていて
環境保護の声が行き過ぎて、渓谷自体への立ち入り制限がされることだけは避けたいです。
観光客の方々のマナーがより向上することを
阿寺渓谷の美しさに魅了された一人として強く願います。
③人を笑顔にさせる場所
自分は一人旅や、友人との日帰り旅行でもこの土地によく訪れました。
連いて来てくれた誰もが共通することがありました。
それは、みんな笑顔になってくれたことでした。
可愛い女性であれ、むさくるしい男であれ…
渓谷の自然を目にし、水に触れることで顔がほころび
子供のようにはしゃぎ楽しむ姿を見ていると
自分自身も嬉しくなり、自然と笑みがこぼれていました。
わだかまりを抱えながら日々生きていると、無自覚で表情が曇ったり
顔が引きつったりと、そんな状態が続くと、自分自身も周りも
運気が遠ざかっていくのかも知れません(涙)
阿寺渓谷のロケーションは、そんな負の連鎖を吹き飛ばし
笑顔の連鎖反応を起こしてくれる、とても素晴らしい場所だと思いました。
このブログを読んで下さった皆さまも、ぜひ誰かと一緒に
この水景を眺め満面の笑顔になりましょう。
◎阿寺渓谷へのアクセスはこちらです
〒399-5504 長野県木曽郡大桑村野尻939番地58
※シャトルバスが発着する(フォレスパ木曽あてら)
〇自動車使用時の時間・距離と高速利用料金(ETC搭載車で最安料金)
・東京から 4時間2分(283km) 八重洲IC→中津川IC ¥8,070
・名古屋から 1時間41分(112km) 丸の内IC→中津川IC ¥2,770
・大阪から 3時間54分(284km) 梅田IC→中津川IC ¥7,760
〇公共交通機関を使用時の時間と料金の目安(※お得な料金で記載)
・東京から JR中央線(東京駅~立川駅)→JR中央線・特急あずさ49号(立川駅~塩尻駅)4時間30分 ¥7,410
・名古屋から JR中央本線・快速(名古屋駅~中津川駅)→JR中央本線・各駅(中津川駅~野尻駅)1時間53分 ¥1,980
・大阪から JR新幹線・のぞみ(新大阪駅~名古屋駅)→JR中央本線・快速(名古屋駅~中津川駅)
→JR中央本線・各駅(中津川駅~野尻駅) 2時間51分 ¥8,640
〇野尻駅~(フォレスパ木曽あてら)のタクシー料金 ¥1,540(片道)
◎シャトルバスの運行と利用料金
スムーズに渓谷の散策を楽しむには、シャトルバスのご利用がおすすめです。
シャトルバスは宿泊施設のフォレスパ木曽あてら~渓谷内の赤彦駐車場で運行されています。
〇運行
「上り」 フォレスパ木曽発
始発 8時30分 土曜・日曜、8/10~8/16
始発 9時00分 平日(平日の始発時間は、9時00分から)
最終発 16時00分
「下り」 渓谷内 赤彦駐車場発
始発 9時00分 土曜・日曜、8/10~8/16
始発 9時30分 平日
最終発 16時30分
※土曜・日曜、8/10~8/16の期間は、上り、下りともほぼ30分間隔での運行。
※平日は、上り、下りともほぼ1時間置きでの運行。
〇料金(※チケットの払い戻し不可、料金の変更もあり)
「往復」 大人1000円、子供500円
「片道」 大人600円、子供300円(上り下り共に)
※座席を利用しない幼児は無料
※ペットのご乗車時は原則ペットケージ(持参)をご利用いただきます。
1ケージで「往復」500円「片道」300円
※障がい者手帳をお持ちの方は乗車時にご提示下さい。
(車椅子でのご乗車はできないようです)
「往復」 大人800円 子供400円
「片道」 大人400円 子供250円
今回ご紹介させて頂きました、阿寺渓谷(あてらけいこく)の記事はいかがでしたでしょうか?
エメラルドグリーン、コバルトブルーと呼ばれる色を表現する言葉が存在しますが
【阿寺ブルー】と言う、色を表現する言葉が正式に存在してもおかしくない。
そう思えるほど、綺麗な場所でした!
自粛疲れも、日々のわだかまりも、何もかも…綺麗さっぱり水に流してくれるでしょう!
秋を迎え気温が下がってきますが、お互い体調に注意を払いつつ
この夏を乗り越えましょう!
それでは、また次回のブログ記事でお会いしましょう!!
↓「秘境」と呼ばれる絶景は、阿寺渓谷以外にも存在します!
以下の記事では、奈良県十津川村の見事な大峡谷、「瀞峡谷」をご紹介致します。
心の迷いすら吹き飛ばす、素晴らしい世界でした。
よろしければ、もう少しだけお付き合い下さい!
大自然が形作った奇跡の風景!色鮮やかな世界に魅了される【瀞峡谷】
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。